第二ラボ泊について話は前後するが、60Lザック一丁によるパッキングについて。…結論から言うと「ちとキツい」。総重量21kgを背負うのにハーネスを緩めてシート後部に預ければよかろう、という方法は間違いじゃない。が、車体の傾斜に伴ってザックが左右に振られるので思い切った走りはできない。
元来の「撤収時の負担を減らそう」という思惑はパッキングの整理をあまり考えずにまとめていけるという点で悪くはなかった。しかし「またこれを背負わなくちゃいかんのか」という心理的負担もあって実質的なメリットと相殺されてしまったように感じた。ちなみに帰投時重量は15kg。
そうは言ってもカンジキを始め、竿やペグ等の設営道具を扱うのに室内機器を雪に当てることなくアクセスできる利点は大きく、従来の荷積みに30L程度のザック併用が吉という結論に改めて辿り着いた。