立春を超えて昨日一昨日とこの冬一番の冷え込み。我が家の気温計でも-20℃を記録していて「雪があろうとなかろうと気温の落ち込みは容赦ないのね」と思った。が、今日からは一転して気温が高くなるとの予想。折よく日も出てようやく春の糸口が見えたような気分になれた。
朝、歩いていると近所のアパートでは雪庇を落としていた。例年であれば1月下旬から2月上旬の積雪がアップアップになってきたところでやることが多い作業なんだけど、さすがにこの日和の下では「もうドギツイヤマはこないだろう」という風に見える。ただ…屋根のエッジに立つのっておっかないんよなあ。
さておき、建国記念の休日ということもあってスキー場の駐車場は満車となっていた。冬と春のクロスオーバーした一日、このまま春一直線とまではいかないにしても先が見えたのはありがたい。

押忍 快速旅団

ここんとこ外遊びの昼食はアンパンとすることが多いんだけど、先日の露天-5℃での食事にはさすがに寒かった。と、同行のOKさんはいつもながらのカップラーメンを作っていて暖かそうで羨ましく感じた。ただ…湯沸しから完成までに10分近くかかるとなると負担に感じるのも正直なところ。
しかしちょっと待て、と。ヒートエクスチェンジャ―付のポットで水の状態から麺を同時に加熱すれば時間は短縮できる筈、とばかりに試してみたところ着火から3分もかからずにありつくことができた。これならラーメンを早くこさえることに特化した装備っていうのを考える価値はありそうだ。
ストーブP-113は火力調整がオンオフしか効かないためにお蔵入りになっていたが、給湯最優先で使うのにはメが出てこようというもの。ポットの加工も含めて色々悪いこと思い付いたゾ。ジェットボイルをさらにトガらせた感じで。

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予報に違わず春を思わせる一日。屋外でサンダーを振り回すのにもラクな陽気だったので昨日触れたラーメン超ッ早クッカーの加工に着手した。大きな改造点は鍋底とストーブが嵌合するようにヒートエクスチェンジャカバーを削ったのと、全体の高さを90mmにツメたこと。
鍋底の加工は熱源と底の距離を縮めてより加熱しやすくすることももちろんだけど、熱されたエクスチェンジャのカバーがガスに近接することで出力低下を防ぐことの方が期待度は大きい。また、調理の途中で滑り落ちてせっかくの食材をブチまける悲劇を繰り返さないことも重要なポイント。
もう一つ、高さをツメたのは夏場にペリーヌパックに収納してランチツーリングに出ることを想定したもの。110gガスとストーブを同梱しつつ口ギリ0.75Lを確保して袋ラーメンにも対応できるようにしてある。

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2020-02-14(金) 17:26

修繕60点

コッパに砕いたトンボのシュラウド修繕は一応完了。おおまかな手順はタイラップを通す穴開け→大きな割れをエポキシで仮留め→プラ板で欠損穴埋め→裏からプラリペアで補強→塗装→タイラップ縫い。あんまり手をかけすぎても次にまた砕いたときにショックがデカいのでほどほど60点の出来。
プラリペア溶剤のシンナー臭が思った以上にキツくて幹事長からギーギー言われてしまった。が、そこはそれ「チッ、反省してまーす」と切り抜ける。元々の塗りでご丁寧にウレタンクリアを吹いて表面硬度を上げていたのが災いしてネジレが加わったせいでポロポロこぼれるのはいかんともしがたい。
キッチリ仕上げたいなら新品を入手して塗り直した方が手軽は手軽。まあ…少々ボロくても指摘する人はいないだろうしとりあえずの体裁を整えて歴戦感を演出、ってことにしておこう。

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雪上泊ではカンジキと折り畳みショベルを持って出るのが必須と考えていた。が、この二つの道具を運ぶ負担が結構ジャマ臭い。そうするうち、ここまでの実践で防寒テムレスを使うことで手袋がシケって凍ることがないことを実感して「それならショベルを減らせるのでは?」と思いついた。
移植コテ程度の大きさでも砂遊びをするようにテムレスと併用すればシェルタのスソ埋めくらいなら事足りるだろう、と手配したのはクソ取りスコップ。ただ、それだけだと作業量が小さいのでトレッカーチェアのガワを箕(み)として使うことで周囲の表層雪を集めるのには問題あるまい、と。
そもそもショベルで雪をオコしてシェルタのスソを埋めるのって雪がトガっているのとショベルが幕体に触れるのとで消耗を早めるのも気になっていた。次の週末泊りに出てチマチマ試してみるとしよう。

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先日こさえたラーメンクッカーの実力を試すべくタイムアタックトライアル。コンビニでラーメンを手配してから出先で調理、という想定で購入時の段取りに則してカップ等の包装を外しておいた。肉っぽい食材も欲しいので今回はサラダチキンをトモ茹で。本当はソーセージかベーコンにしたかった。
リュックから取り出すところからストップウォッチを動かし始めて調理完了まで4分30秒。これはこれで悪くはないが、250ccなら2分もかからず沸騰するのがわかっていながらモタモタして吹きこぼすようなヘマもあったので実践を重ねることで30秒は縮められるんでないかと思う。
食後の水分補給も考えて給湯には爽健美茶を沸かしたが違和感はナシ。QTTAの激辛が目新しくて選んだものの、あんまり辛いのは汗をかいて寒い中だと食後に却って体が冷えるように思った。

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予報では北海道の荒天に警鐘を鳴らしていたが気圧配置としては東風。我が町ではそんなに荒れることもあるまい、と予想していたとおり結局10cmの積雪でしのぐことができた。久々に除雪機を動かしてのち、犬と歩いているとスノウバイク出走の取り付きがすっかり除雪されていて驚いた。
これも少雪の影響なんだろうか、無駄に早々と除雪が入ってご丁寧に黄色パトが巡回して見張りまでしていた。ともあれ、市に申請を出しているのとは別ルートの取り付きなので強行突破するわけにもいくまい、と次の水曜に中抜けして走りに出させてもらおうっていう思惑が狂ってしまった
やむなし、走り場まで到達するためのルートを歩きで再開発。スノウシューで炭住跡を縫うように登っていると朽ちた公園に行き当たった。思わぬスノウトレッキング&廃墟巡りの一日。

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先日試したラーメンタイムアタック、モタついた部分の反省点を活かして再び挑戦してみた。大きな変更点は麺をあらかじめ鍋に移し替えておく点。前回コンビニ袋にまとめておいた麺を鍋に移し替える際にヘマこいたので、それなら最初から鍋で運べばエエんでないか? という発想。
これまではコンパクトさにこだわって鍋に火器を収納していた。が、麺を持つスペースも必要なわけだから言わば火器と麺のスペースをバーター。これによってガスとストーブを合体状態で運搬。麺の移し替えと火器準備の手間が省かれた分タイムも短縮、リュック取り出しから3分30秒で完成した。
まあ…ジェットボイルの亜流なわけで比較テストをしても面白いかもしれないけど、そこまでするほどのシロモンでもない。寒冷と風に強いモデファイと現場でゴミを最小にする、っていう点で独善的満足。

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スノウバイク出走の新規ルート開拓のため、中抜けさせてもらってヤマへ。月曜のうちにスノウシューで状況を見ておいたので迷うようなことはないものの、かつての住居跡を通ることになるので単なる路地とメインルートに通じる貫線との見分けがつきづらいことには難渋した。
右に頭を振るべきか左に頭を振るべきか迷っている内に停滞したり、法面を無理して登ろうとして埋まったり。安全を期して冬の相方OKさんと検分に入ったわけだが、思った以上に汗をかいてしまった。そうはいってもちゃんとした道筋に乗ってしまえば雪崩の心配が少ないのがいい。
二時間ばかり走って周回できるルートは確認。これで3月に雪解けが進んでもある程度登って行くことができそうだ。…修繕したシュラウドを最後の最後にまた少し砕いてしまったのはショックだったが。

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「今週末、また泊りに出られたらなあ」との思惑で荷物をまとめておいた。これまで多用していたダッフルを使った荷姿では現状のスノウバイクに載せると背が高くなりすぎてあまりスマートじゃないように感じたので今回は夏場と同じく防水風呂敷を主荷物にして背を低く抑えようという思惑。
そうなると薪は背負って運ばなくてはいけないのでオビノマキ3本分を横にして収納できるリュックを発掘してきた。モンベルさんのランドナーパック30Lで05年頃のモデル、スキー・スノウボードを固定できるのが売りで先日のスノウシューを使った歩きでも役に立った。
この冬の工夫として竿とペグを主荷物と別にすることによる作業性向上が気に入っていて、こちらのリュックなら仕舞50cm級の竿も外付けで運べるので改めて使ってみようと引っ張り出してきた次第。

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