例年であれば2~3月に開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。今年から夏の開催に変更になってしかもその上コロナ禍の影響でhuluによるオンライン上映となった(無料)。「映画はスクリーンで」というのがスジだとは思うけど、これはこれで結構楽しんでいる。
映画祭の目的の一つが若手映画人のコンペなもので、注目のタイトルを会場まで観に行くのはいいとして色濃く漂うスノッブな雰囲気がちょっと苦手。そこで自宅で酒を飲み、野球中継とスイッチしながら淡々と客観的に、しかもいつもなら食指の動かないタイトルも流し見できるのは悪くない。
特にショートプログラムは20分前後の短編を紹介していて、ストーリーを見せるものや表現技法を見せるもの等で玉石混合。作品の評価はさておき、まがりなりにも動画編集に手を染める者としては興味深く勉強になる。