ちょっとした探し物で倉庫の整理をしていたところお宝を発掘、まず一つはヒノキのぐい吞み。店を始めた初年にこさえたアイテムで、スキーのお客さんを当て込んで“氷点下の外気で冷やしたバーボンを振る舞う”っていうサービスをしていた頃のシロモン。ひゃー、懐かしー!
もう一つは今のウルトラライトコットがロウライズコットと呼ばれていた最初期にサイドフレームとして使われていたカーボンポールでいくつか予備を取り寄せておいたもの。今では大手カスケードデザインさんの扱いとなって日米零細同士のやりとりはなくなってしまったがこれまた懐かしい。
いずれも通常の装備品としては過去の遺物以上のものではない。が、こと軽量装備への応用としては面白いパーツとなるかもしれない。特にカーボンポールは次の週末に天気が悪かったら工作してみよう。

押忍 快速旅団

一昨日触れたタイベック庵/I-oriは連続設営テストのため空き地ラボに張りっぱなし。今夜は結露や照明反射の状況を見つつ、実際の使用感を試すべくナイトキャンプ(泊りはナシで晩酌のみ)を行う。アテはここんとこスパカツが多かったので久々に基本に戻ってジンギスカンにソバ。
美瑛ではウォーターキャリアに検尿用カップでワインをたしなんだけどコシ折れする容器で飲む酒は気分のノリを削ぐ。そこでかねてより愛用の白波紙パックを再採用。軽くはないが900mlでまとまりがいい。ミニメス、酒キャリア、ぐい吞みはひとまとめになるようにして自称“駆け付け三杯セット”。
ぐい吞みは30ml程度なのでワイン1ボトルなら25杯は飲める計算。普段ならジンギスカンは2回戦でたいらげるところ、ミニメスなので3回戦見当。酒もアテも少量ずつゆっくりいただくのが暴飲暴食を防ぐコツだと思っている。

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昨夜の空地ラボ近辺の気温は12~13℃。特段の寒さではないがタイベック庵/I-ori様子見の一環として暖房のテストも行っておいた。ヒータアタッチメントは当初マルヒータを考えていたがストーブ五徳の径と合っておらず安定がよくないのでスコットファイアのオキ床を加工したものを使った。
室内での正確な気温は測っていないが、ロンTとTシャツ重ね着で十分暖かかったから23℃あたりは維持できていたと思う。当然CO検知器も持ち込んで状況ウォッチは欠かせない。
CO検知はナベを乗せない状態だと0~5ppm、ナベを乗せても25ppm以下。青火が上に抜ける状態にしてあるからか、あるいはタイベック幕体が面で換気しているからなのか。ホンマかいな、ってくらいの好結果なので却って安易に信用できないような気がして引き続き様子見が必要という手応え。

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一昨日あたりでの天気予報では今日は雨。だけど朝イチで歩く頃には薄日が差していた。どうやら「午後から雨」の予報に変わったらしい。犬と一緒に夕張神社あたりまで上がってみると紅葉が始まっていた。夏の草刈り宿敵のイタドリも緑が褪せて色を添えているのが皮肉に感じる。
何にしろ雨になるのは間違いなさそうだったので泊りで出るのはパス。それでも日が出ているうちにラーメン散歩に出ようかと考えたもののどんどん雲は厚くなっていって気勢は削がれる。やむなし、事務室にこもってカーボン竿の工作とLEDハンダ付け工作、8~9月動画の編集に時間を充てる。
結局14時過ぎたところから雨。明日の予報も日中晴れて泊りで出られるか、と思っているうちに「夕方から雨」の予報に下方修正。天気につられて予定も猫の目となるのはもどかしいものではある。

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未明は雨、明けて晴れ、のちまた夜には雨の猫の目天気が続く。ともあれ、日中の好天を生かして8月末に預けていたトンボの受領で苫小牧へ。軽トラで向かってもよかったんだけど、単車シーズンは終盤に近付いて帰途自走で少しでも二輪テイストを味わっておきたかったので今回は汽車。
預けに行った帰りと同様、今回も駅での時間つぶしを兼ねてランチとすることにした。といっても前回の経験を生かしてイスをテーブルとして使えるようにしてペットボトルのキャップをホールドできるようにしているのが改善点。帰りは運転しなくてはいけないので当然ワインは飲まない。
秋風を感じながら無人のホームでランチと洒落込むことができればロマンチックではあるが、郊外の駅では駅舎内にベンチがあってもホームにはないことが多い。まあ、冬の問題があるからそりゃそうだ。

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昨日トンボの受領で苫小牧に向かうのには栗山駅から室蘭本線に乗った。新夕張駅から石勝線利用ということになると最低でも一回は乗り換えしなくちゃいけないし、スムーズに移動するためには特急にも乗らなくちゃいけないってんで各停乗り換えナシの室蘭本線を選んだ次第。
小学生の頃、読書の授業では図書館から一冊は本を借りるっていうルールがあって、あまり本を読むのが好きじゃなかったものでしょっちゅう蒸気機関車の写真集を借りてお茶を濁していた。そして最も心を惹かれたのが「追分」で撮られた雪の中を驀進する姿だった。
その追分駅を擁するのが室蘭本線。石炭産業華やかなりし頃にはさぞや活躍したに違いない。今となっては06~22時の間に7便のみの運行で風前の灯火か。空いているからこそ、の味わいは深い。

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先のお休みの成果物の一つ、カーボン竿の短縮。実は振り出し式カーボン竿のサンプルを中国から寄せる手配はしてるんだけどあんまりにグズグズしているもので業を煮やして先般発掘したロウライズコットのサイドポールをこれ幸いと加工した、っていう経緯だったりする。
カット自体はそんなに難しいものじゃないんだけど、後々の割れやササクレを防ぐために末端をエポキシ接着剤で補強。さらにジョイントしなくてはいけないわけだから内径を整えるっていう作業も必要になる。内側でできるだけカーボンを削らずにエポキシだけ削るのには慎重を要した。
外径13mmっていうのはシェルタの竿としては少し心もとない気もするので再びシェルタをラボ設営して様子を見る。重量はアルミ竿208g→112g。それよりも仕舞で20mm短縮されるのがメリットに感じる。

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先日、新聞の折り込み広告でコメリさんのヒーターベストっていうのを見た。「あー、寒い折に着たまま寝るのにいいかも?」と思ったが、綿入りベストっぽかったので上に着るものを選びそうとも思った。
「スリムなヒーターならINKOがあるジャン。して、ゼッケン様のポケットにセットして位置決めすれば上に何着てもいいんでしょー」と思い付いてこさえてみた。先の冬には腹巻に仕込んで相応の好結果を得たんだけど、配線の取り回しにストレスを感じていたのでスッキリ取り回せるものにした。ついでなのでバッテリポケットには使い捨てカイロも納められる寸法で設計。
生地は銀タイベックを使っているのであわよくばヒーターを入れなくても多少なり保温してくれると万々歳。明日にはまたラボ晩酌のつもりなので冷え込むようだったら勇躍試してみるとしよう。

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最近使用頻度の高いミニメスのハンドルを短縮加工。「また重量対策?」と思われるかもしれないがこればかりは軽量化(ちなみに-15g)よりも取り回しのしやすさを狙った発想。食器・弁当箱として使うにも調理をするにも無駄に長いハンドルを邪魔に思っていた。特に洗い物の際にブラブラするのがイヤ。
「それならいっそ別体ポットハンドルを使えばイイじゃん」って話になるし、フタで焼きモノをするような場合を考えるとその方が実用的だとは自分でも思っている。が、軽くて収納性が良くってナベ内面に傷をつけにくいハンドルっていうのを今のところ持ってないのでハンドルの縮小で辛抱。
当初ストックを加工しようと思ったけど失敗したらフォローが効かないので2.3mmステン線を使用。現物アワセの工作はスッキリ感がイマイチだけどシリコンチューブを通したら少しは見られるようになった。

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昨夜はカーボン竿の様子見かねがねラボ晩酌。竿については3日連続張りっぱなしで大きな不安はナシ。と同時に、前回あんまりにCO排出が少なかったように見受けられたガスstvによる暖房を念のためもう一度確認。同様のセッティングではやはり0-5ppmあたりで排出検知は少ない。
それならばと、この春先から使っていた中華stv火焔山も比較してみた。一般にCO排出が多いとされる形状なわけだけど、実際のところ20-50ppmと安定が難しい。ひとたびナベを上に置いたりするとイッキに80ppmを超えてくる。アチャー、こりゃ暖房用としてアピールするのは無理だわね。
stvを火焔山にスイッチするまでも実はCO検知器の作動に不安を感じていた。が、COが排出されていればちゃんと検知してくれているのが確認できた…っていうのは皮肉な話ではある。

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