明けて新年、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。…今年の正月のお飾りは縁あって地元の方に手作りデザインのリースを作っていただいた。「好きな色をモチーフに」と言われて紫とオレンジでお願いしたところ、毒々しくならず上品かつ鮮やかにまとめてくださった。
例年ホムセン等で買ってくるお飾りは留め方があまり丁寧じゃなかったせいか正月休みの間に飛ばされて紛失することが少なくなかった。しかしさすがに今回のは少し奮発したのでちゃんと鎮座ましましたいところ。しっかりと針金で結わえ、風雪も厳しくなかったおかげでしっかりと残ってはる。
…と、新年の所信っていうのを考えていてこのお飾りのように粘り強くありたいもの、という思いが湧いてきた。松山千春さんが「大空と大地の中で」で歌う「飛ばされぬよう、飛ばぬよう」という心持ち。

押忍 快速旅団

大晦日から3日連続で最低気温が-20℃を割った。-20℃っていう低温自体は1シーズンに1回か2回はあるものなので度肝を抜かれるほどのことじゃないけど、さすがに3日連続というのは初めて。12月の降りやまぬ豪雪も合わせて古くから住んでいる人でも驚くほどの厳しさではある。
朝イチの歩きではあまりのシバれっぷりにネを上げてしまったが、幸い時間とともに日が差して一息つくことができた。これとて日陰では-8~-10℃、日なたでは+3~+5℃くらいで気温差が大きいからできるだけ日陰に身を置かないように用心している。…今が正月休みでよかったかもしれない。
明日にはスノウバイクで走りに出ようかという予定で白銀橋の様子を見に行ってみたところ、夕張岳が書き割りのように鮮やかにそびえたっていた。宇宙とのつながりすら感じさせるかのように空は青い。

押忍 快速旅団

昨日ほどじゃないにしても今日も比較的穏やかだったので予定通り林道へ出走。あいかわらず未明には-20℃となっていたようだけど、ほんの少しは緩んできたんでなかろうか。走っている間には口元がヒリヒリするくらい冷えてくるものの休憩すると多少なり過ごしやすい。
今日はいつも入林させてもらっている林道の終点側から逆回り。かつてのキャンプ場を抜け、スキー場の頂上まで登ってから従来の始点へ下っていく。いつもなら重機や10t車が入るルートなんだけど年始休みのおかげで作業休止中だから比較的安全に往復できるのがこの時期のいいところ。
片づけて帰宅してみると駅伝は随分ドラマチックだったらしい。ちょっと惜しいことをしたかな? でも、夏場に長い休みは取れないので今のうちにハッチャキこいて走っておかないともったいない。

押忍 快速旅団

正月休み勢のご多分に漏れず、正月太り。…実は昨秋から年末に至るまで71kgを切った状態で安定していて少々満腹になっても71.5kgを超えることがなかったから「何か病気とかしてるんでないか?」といぶかしんでいた。が、この1週間で73kgを超えることもあって奇妙な安心感がある。
振り返れば12月の降雪量は約300cmでフゥフゥ言いながら除雪に追われたのは記憶に新しいところ。そこから一転して雪は降らずに-20℃を割る酷寒の日々だったのでできるだけ表に出ないような生活。その上しかも朝昼晩と満腹状態だったからそりゃ肥えるわいなあ。
体重増加傾向を察知したところでミニメスにおせちを取り分け制限してたしなむようなコジャレたことをやってみたが焼け石に水。フタに乗せてる北海道の正月名物「口取り」がまた蒸留酒に合うのよ、これが。

押忍 快速旅団

年末年始のお休みは昨日まで。長のお休みいただきありがとうございました。して、今日から御用始め。本年もどうぞよろしくお願いいたします。夏場は長期休暇を取りづらいショーバイ柄、用事ナシで1週間近く店を休むのはこの年末年始だけってんでせいぜい羽を伸ばさせてもらいました。
一昨日のスノウバイク初出走を経て、一部修繕した方がいい個所を発見したので昨日の午前中に少しメンテナンス。のち、時間に余裕があったので次の出走ルートの取り付きを小一時間歩いて視察してきた。日が出て快適だったのはヨシとして、飲料等は持たずに歩いたので暑くなってしまった。
昨冬に入手したスキーシューはスリ足の足取りの軽さは元より、長靴装着の気軽さがフットワーク向上に役立っている。スノウシューだとここまで上がってくるのにネを上げてたかもしれない。

押忍 快速旅団

チハ、私くし兵隊にこ。遅ればせながら新年のご挨拶申し上げる次第でございます。と、11月から12月にかけて団長は霜焼けに悩まされておいでだったご様子。通気のあまりよろしくない靴に化繊パイルの靴下と防寒の備えはいち早く対策するものを、毎年この時期に霜焼けを発症しているわけだから何等か先回りして対策すれば良いものを、と思うのはここだけのお話。
あまり知られていない話ではありますが、霜焼けにはサロンパスが効くというのが当団での定説(実は効能書きにも明記されております)。そこで団長は塗布の容易な液体式を購入しておいででした。
「サロンパスだけでは物足らんが」とばかり、血行促進の青竹踏みに頼るのもこの季節の風物詩と申せましょう。顔を歪めつつ竹を踏む団長を横目に、季節を問わず裸足の私くしは涼しい顔なのでございます。

押忍 快速旅団

年が明けて本格的にミニメスのリリース準備を進めていくことになる。と、まずはコーティングに採用する予定のシリコン系塗膜でやや荒っぽい調理をテスト。簡単に言うと鶏モモをジカ焼きしてその残り出汁でパックご飯を炒める、というもの。カロリーは高いが満腹感もボリショイ。
鶏モモを焼く過程では油が滲み出ながらの加熱なのであまり心配していなかったが、ご飯を炒める過程では正直焼き付きが心配だった。しかしどちらもクリーンな状態で仕上げることができて一安心。ここまで使ってみた感触としては揚げ物惣菜を温めなおす際の焼き付きに用心すれば大丈夫だろう。
黒コーティングNS角飯盒のように耐久性を頼みにじっくり調理を、というのとは趣は違うにしてもとにかく手軽さに振ったミニメス/シリコン系コーティングは「クッカー界のスマホ」と称するに足るものと期待は弾む。

押忍 快速旅団

去年の11月に入手したLED付ニットキャップ、購入以降の夜間活動で何かといい働きをしてくれて岩見沢まで足を運んで買った甲斐があった。ただ、、、白色LEDの色味はどうしても好きになれない、ってんで冬休みの工作よろしく参天灯で使っているロウソク色LEDに換装してみた。
元々ハンダ付けされているLEDがやけに頑丈に固定されていたのでまずは剥がすのに苦労した上、換装用のLEDとはサイズが違うのであらためて固定するのにも手間取ってしまった。お世辞にもキッチリした固定とは言えないので耐久性に自信はないが点灯するのを見ると達成感がある。
暖色LEDにこだわる、っていうのもあるんだけどこのロウソク色の演色性がアイホンのナイトモード撮影と相性いいもんでうまくすればこれ一丁でも夜の撮影がしやすいものになる、っていうハラ。

押忍 快速旅団

去年の4月前から交渉を続けてきたカーボン240cm竿がようやく入荷、通販アップ。写真の設営状況は何の変哲もなく普通に設営しているだけに見えるかもしれないけど、テレスコピック無段階伸長のウマ味でボトムのスレスレまで“低い状態”にしてあるのがミソ。
地面ビタ張りの何がいいかっていうと、特に雪国ではスソ周りを雪で埋める作業がラクになる。逆に「夏には高めの設営を」といったユーザーさんの慣熟に応じて生じるニーズをカバー。さらに、ガレージ・パーティ等の大型シェルタで「あと少し竿を伸ばしてテンションを高めたい」というシーンにも即応する。
従来、この手の竿でシェルタを設営するにはピン式の先端にゴムキャップをかぶせるような使い方が多かったが、先端を別部品にすることで強度に不安なく対応できるようにしているのがオイシイところ。

押忍 快速旅団

あいもかわらず厳しい寒さが続いて事務室の気温計では-22℃を記録していた。その分、と言っていいのか日中は晴れ。道東の冬ってこんな感じなのかなあ、と思いを馳せつつせっかくお天道様が出ているので明日にはスノウバイクで走ろうかと考えているルートの下見で山歩きしてきた。
前回同様スキーシューでスルスル登っていくわけだけど、今回は手持ちのスノウボードの中で一番短い板も背負って歩いた。いわゆるバックカントリースノウボーディングというわけじゃなく、登るだけ登ったところからの帰りは少しでもラクしよう、という魂胆。果たして登りは1時間で下りは30分。
平坦になってくる麓では結局スキーシューにまた履き替えるので時間としてそんなに短縮できるわけじゃない。何にしろスゲー修行感。そんなに真剣に取り組むほどのことじゃないけど、工夫の企みが浮かんでくるのが楽しい。

押忍 快速旅団