外国語の勉強をちょっと本格的に進めてみたいので,PC上でロシア語やスペイン語なんかが手軽に扱えないのがどうも不便に感じてきた.しかたがないので,ずっと以前からめんどくさくて放置してきたUTF-8ロケール移行をすることにした.
しかしまあ,どうにもこのPC上の多言語環境関係はいろいろわからないことが多くて厄介なものである.以前とくらべればUTF-8に対応したプログラムも増えてるので,基本的にはなんとかなるんだけども.
厄介その1:キリル文字フォントについて.日本語のちゃんと入ってるUnicodeフォントの場合,過去との互換性を取るためにキリル文字がいわゆる全角幅で作ってあって,正直みづらい.しかしながら,アルファベット関係だけ西洋の人の作ったフォントにしようとしても,同じポイントのはずの日本語フォントとサイズが合わなくてやっぱりみづらい.いや,普通はプロポーショナルフォントだからそんなに困ったことにはならないのだが,端末エミュレータですごく困るのである.やっぱりテキストファイル見たりするしなあ.
厄介その2:ロシア語の単語とかをメモしていくのに,アクセント記号もつけたいのだが,実はUnicodeに「アクセントつきキリル文字」というのはもともと存在しないようなのである.確かにあれは綴りの一部ではなくて,学習用符号に過ぎないしなあ.スペイン語やフランス語みたいに綴りの一部の奴はちゃんと存在するので,勘違いしていた.
そのうち中国語とかアラビア語とかにも手を出したりしたら,ますます大変なことになりそうだ.