海月玲二
2011-04-18(月)

無題

AndroidアプリケーションのUI定義はどうもわかりにくい.特に,一番基本っぽいLinearLayoutで,weightが一体何を表してるのか意味不明だ.場合によって動作がころころ変わるようにしか見えない.「画面幅のxx%」というような記述ができるようにするとか,「幅を均等に割りつけるレイアウト」みたいのを用意するとか,もうすこしマシなやりかたがありそうなもんだが.本来,ボタンとかのサイズはsp単位でちゃんと指定しておくのが前提なんだろうか?

あと前に作った低機能音楽プレイヤーを,試しに画面方向の変更に対応させてみたらけっこう苦労した.Activityになんでもかんでも持たせるようになってるのに,向きが変わったぐらいでいちいちActivityを破棄して作りなおすというのも馬鹿げてるような気もする.というか,よく考えたら画面の向きなんか操作中に変更したいか? 画面全体にかかわるような変更は,設定画面で設定して再起動するというほうがよっぽどまともだと思うんだけど.

2011-04-20(水)

無題

システム用にささやかな(30GB)SSDを買ってみた.

さっそくとりつけたはいいのだが,どうも旧grubだとext4が認識できないらしい.grub2にアップデートするのはいろいろめんどくさそうだなあ……といろいろ調べていたら,なんとdebian安定版が新しくなっていたことをはじめて知った.ひとつきも前じゃんか.最近はメーリングリストとかチェックしなくなったからなあ.

で,とりあえずアップグレードしようとして例によって失敗する.今回は,CONFIG_SYSFS_DEPRECATEDがオンのカーネルを使ってるとudevがちゃんと動かなくなるって奴.ファイルシステムがマウントできなくなってしまうのでどうにもしようがない.

しようがないので,SSDにsqueezeをクリーンインストールした.まあ/homeはなんともないのでそれほど大したことではないのだが,いいかげんこのパターンもなんとかしたいものである.リリースノートをよく読んだらちゃんと書いてあるんだよなあ.

せっかくだからついでに64bit版にしてみた.動作が軽快になったが,SSDのおかげなのか64bitだからなのかはよくわからん.起動が気持ち悪いぐらい速くなったのはたぶんSSDにしたからだと思う.

2011-04-24(日)

無題

システムをアップグレードしたときのメモ.あんまり意味ないけど.

まず,emacsとawesomeのバージョンが変わってる.emacsは23.2があるので,ついに,わざわざ野良パッケージを入れたりしなくてもアンチエイリアスできるようになった.awesomeは2系から3系になったので,設定が全然違ってて,最初からやりなおす必要がある.機能もいろいろ増えてて,ツールバーにCPUやメモリの占有度グラフ出したりできる.

mltermはほとんど何も設定しなくても,ちゃんとデフォルトのフォントでアンチエイリアス表示するようになってた.もしかすると前からそうだったのかもしれんが.

カーネルは最終的に2.6.35にした.最初はとりあえず最新の2.6.38を入れてみたのだが,これだとnvidiaドライバのコンパイルが通らない.まあ2.6.35はlongterm stableらしいので,いいか.あとsqueezeはデフォルトのブートローダーがgrub2なので,ext4でも大丈夫.さらに,前は何故か自動認識させるとデバイス名を間違うので手で直す必要があったのだが,そういうのもなくなった.

i386からamd64用バイナリに移行したので,自分でコンパイルしたものは再コンパイルした.エミュレータとか2chブラウザとか.いちおうia32-libsとか入れれば32bitエミュレーションもできるので,android SDKみたいに64bit版もないしソースもない場合でもまあ動かなくはない.最初,カーネルも32bitエミュレーションをオンにしないといけないのを知らなくて悩んだけど.

wineはamd64環境だとあんまり動かないようだ.directXを使うのは全滅っぽい.どうにかしようがあるんだろうか.

あと/home以外をSSDにしたので,なるべく寿命が伸びそうな対策.ext4でdiscardつけてマウントしてtrimが効くようにするとか,/tmpや/var/runや/var/lockは全部ramディスクにするとか,/var/logはハードディスクにするとか.でもdiscardがついてると起動の最初になんか変なエラーが出てるようなんだが,ほんとに効いてるんだろうか.

2011-04-25(月)

無題

最近フォントにはM+とIPAゴシックを合成したやつを使っていたのだが,最近のバージョンでは固定幅Miguのキリル文字やギリシャ文字が全角幅になったモヨウ.キリル文字が全角なのはロシア語を表示したとき読みにくくて困るなあ.しかたがないので,とりあえず固定幅フォントだけはMigMixを使うことにした.

MigMix(というかもともとのM+)はちょっと行間が広すぎる気がしないでもない.調べてみると,アクセント記号付きのアルファベットがあるのでどうしようもないらしい.確かに,Miguを使ってmtermなんかでアクセント付きを表示するとちょっと狭すぎる感じだ.M+の掲示板とかの意見では「行送りなんか必要に応じてソフト側で調整できてしかるべきだろ」みたいなのも見たけど,行送りを標準より狭くできるソフトって滅多にないよな.

何度も書いた気がするが,Unicodeに曖昧な文字幅を持ち込んだ奴は万死に値する.本来はヨーロッパ系の文字は全部半角にすべきだっただろうし,どうしても古い日本AAがずれるのがイヤとか言うならせめて別の文字として扱うべきだったのだ.実際,キリル文字とかギリシャ文字とかを全角幅にしたいのって,ほとんど「見慣れてる」ってだけなんだろ?

というかアレか? もう固定幅フォントなんてプログラミング専用にすべきなんだろうか? でもそのたびemacsのフォントを切りかえるの面倒だなあ.

2011-04-28(木)

無題

なんか意外とプロヴディフ→イスタンブル間のバスについて検索してくる人が多いな.プロヴディフでは南バスターミナルに行くだけだから簡単だよ.前日に切符ぐらい買っておいたほうがいいかもしんないけど,そんなに無茶苦茶混んでる印象もなかったなあ.あと,ほとんどが夜行バスなので体力を温存しておくこと.

イスタンブル発なら,ヨーロッパ行きだからエセンレルのほうがいいのかな.大量にバス屋が並んでるので案内の人とかに聞いてがんばって探すべし.まあブルガリアに行く会社は限られてるけど.