「トロとパズル」とかいうスマートフォン用ゲームがある.
わりに人気がある「井上トロ」というキャラクター(およびその仲間たち)を使って,「パズルステージをクリアするとお話が進む」という単純なゲームだ.さらに,このパズルステージの部分は,有名な「キャンディクラッシュ」というゲームのほぼ丸パクリだ.まあ単純な3マッチパズルなので,そこはキャンディクラッシュが元祖というわけではないが,ステージ内のギミックやアイテムの仕組みがほとんどそのままである.あまりに安易な企画なのでむしろ感心する.「うちが版権持ってるキャラとあのゲームを組み合わせて,ちょっと稼いできてよ」みたいな会話を妄想してしまうね.
さてこのキャンディクラッシュというのはまあ有り体に言えば運ゲーの部類である.でもゲーム好きとしては少々アレなのかもしれないが,俺はわりとキャンディクラッシュは好きだ.これは元々真剣に頭を使ったりして攻略するようなゲームではなく,クロンダイク(windowsに「ソリティア」という名前で入ってるトランプゲーム)みたいなものであって,運試しみたいな感覚で適当に遊ぶものなのだ.たまに超連鎖が起きて何も考えずにクリアできちゃったりするのも「やったー超ラッキー」とか言って爽快感を楽しんだりするのである.必死になって課金したりするのは実際無意味だ.
というわけで,トロが横で動いたりするキャンディクラッシュとして,「トロとパズル」をしばらく遊んでみた.お話のほうはほったらかしでパズルだけやっていたので,125面まで進んでストーリー的にはピンクの兎がやっと登場したぐらいである.星マーク(話を進めるのに使うコインみたいなやつ)が90以上たまっている.
……以上を踏まえて言うと,「トロとパズル」はクソである.問題は,(1)難易度調整がきつすぎる,(2)電池をやたらに食う,という2点である.
もちろん,運営としてはお金を稼ぐ必要があるので,たまに数回ぐらいじゃクリアできないキツい面を入れて,課金を誘うというのはわかる.それにしても,いくらなんでもキツい面の比率が高すぎると思う.元祖キャンディクラッシュはそこまでではなく,しばらく進んでからもわりと楽な面が連続で出てきたりして,定期的に爽快感を味わえるようになっている.
また,キャンディクラッシュの「ほぼ」丸パクリであるシステムのうち,多少変更されてる点は難易度が上がるほうに調整されている.スペシャルキャンディを複数使って強化する機能は省かれてるし,カラーボムに相当するものが直接出せなくなっている.チョコレートに相当するものは「一定個数消す」のではなく「全部消す」のがノルマになっていて,大抵かなりきつい(ほっとくと増えるので,増えたぶんも全部消さないとならない.キャンディクラッシュの場合,ノルマを越えたら最悪ほっといてもいい).
たぶん,これは「ステージ数が足りてないので,そんなにどんどん進まれると困る」という事情ではなかろうか.キャンディクラッシュのように数千ものステージを用意してないんだと思う.
あと異様に電池を食うのもよくわからない.たいした処理はないと思うんだけど.背景とか無駄にリアルタイムで描く必要ないと思うがな.