TOM
 タンのトイトレは順調とも停滞ともいえる。ファイティングポーズにこちらが気づき、少し出てしまっている状態でもトイレへ連れて行けばつづきを全部出せるようになった。補助便座の上でイキむことを覚えた。ただ、やはりそれ以上の発展はなく、どちらであっても「出そう」という感覚をまだつかんでいないと思う。こちらが前もって連れて行くなどしなくては。とにかく「ことば」の問題もあるのだろう。
 
 きょうは園でプールを組み立てるため、園児は午前保育で早く帰ってきた。パパは年休を取ってウチにいたので午後から港北NTへ行くことにした。
 出かける支度をしているあいだにツンのお友達が誘いに来て、ふたりで近くの公園へ遊びに行った時も元気、港北NTで遊戯場へ入ったときも元気、ずっと走り回って遊んでいたのに、夕方「さてこれからどうしよう?」という時になってツンが「つかれた、おんぶ」と言いだした。歩けない、と言って甘えるので仕方なしにオブって車へ戻ると帰路はイビキをかいて寝てしまった。顔が赤い、熱が出ている。
 熱は38.5℃もあった。「おなかがイタイ」と胃のあたりを押さえている。ここ4、5日咳が出ていたので風邪だとは思うけど、倒れるのはいつも突然だ。遊びに全力投球なのはいいけど、セーブすることもおぼえて欲しいと思う。

 (ストレスを感じさせているのでは?と自分を疑ってしまう。)

 うなされるように「ごほうびシールがもらえない、プールそうじもあるのに」と残念がっていた。仕方ないでしょうが・・。
 「あぁ、やっぱり、ようちえんにいけないよぉ」と言って起きた。まだ少しおなかが痛く、だるいそうだ。
 念のため近所の医者に診てもらったが、盲腸ではないし、やはり「夏風邪(寝冷え)でしょう」とのこと。熱は37.8℃まで出ているが元気を取り戻しつつある。おかゆを食べたあと寝転がっているツンに、タンが喜んで(?)闘いを挑み、ツンも喜んで受けて立とうとするので何度も「寝てなさい!タンもお兄ちゃんを叩くな!」と叱った。

 昼寝のとき、ツンが「しってる? 『にんげん』て、むかしは『さる』だったんだよ」と急に言った。「知ってるよ」と答えると、「でもね、ボクのおとうさんはちょっとしか『にんげん』になれなかった」と言う。「…はぁ? どうして?」と聞き返すと、「だって、ぜんしんにいっぱい『け』がはえてるでしょ。ぜんぶにんげんじゃあないんだよ」とな。なぁるぅほぉどぉ〜。「でも、そうしたら、ボクはおサルさんの子ということになるねぇ?」と言ってみると、「がはははは〜」と大喜びだった。(お父さん、頭は「け」が少ないけどねぇ、ぷぷぷ)
 それから3人ともぐっすり眠ってしまったが、目が覚めるとツンはさらにパワーアップしていた。(熱は37.5℃から下がらず)
 先月、園で避難訓練があり、ツンのクラス(2F)のすぐ目の前に設置してある滑り台から降りる練習をしたらしいのだが、そのときのことを話した。「せんせいはね、みんながすべりおりたあとで、あぶないのに、すべりだいをはしっておりたんだよ。おしりがね、おおきすぎて、すべりだいにはまらなかったんだよぉ、まったく」だそうだ、言葉がありません。身に覚えあり、子供の目ってコワイ、ぞぞぞ〜。

 タンはツンがいると嬉しい。並んで「555」のビデオを観る、いっしょに唄う、そして闘う(わたしが止める)、1日中楽しそうな顔で上機嫌だった。
【このトピックへのコメント】
  • エルサルの前はネズミだったと。ネズミの前はサカナだったと教えてあげたい。びっくりするやろな〜(笑)(2004-06-18 21:32:37)
  • TOMえっ!そうなの? わたしがびっくりした<ネズミの前は。 ツンに「TOMはおサルと結婚したんだね?」と確認したら、「だいじょうぶ、TOMちゃんもむかしはおサルだったから」とのこと、安心しました。(2004-06-18 23:23:31)
  • もさもさ[URL]始めまして。ぺこりいつもエルさんに手篭めにされているもさもさと申します。いつも日記を楽しく閲覧させて頂いております。僕も日記を書いているんでよろしければ見て、コメントを残していただければ幸いです。ぺこぺこ(2004-06-22 22:55:49)
  • エルだれが手篭めぢゃ(-_-#)>もさもさ(2004-06-22 23:04:46)
  • TOMもさもささん、はじめまして。もさもさのもさもささんですね、こちらこそ、日記を読ませていただいております。これからもよろしくおねがいします。って、ここに書いてもダメなのか…?(2004-06-23 03:03:15)
 ツン、熱は下がらず37.5℃。「きょうはおたんじょうかいで、タカシくんとシュンくんのおいわいなんだよ、いっしょにこうさくしようねってやくそくして、おやつもでるのに」とお誕生会に欠席することになったのをすごく残念がっていて、このまま休ませるのもなんだかかわいそうで、しかもそのほうがよけい具合が悪くなりそうだ。園に電話して担任の先生に「咳と鼻ミズはない、熱だけで、元気」と相談すると、「では10時頃から始まるお誕生会に合わせて登園し、お弁当の時間までに迎えに来てください」と、受け容れてくれることになった。寛容な先生、頭が下がります。
 というわけで支度させるとピョンピョン跳びはねて喜ぶので慌てて制御。「おまえは熱がある、お友達に迷惑をかけないためにおとなしくしておけ」というようなことをコンコンと言い聞かせて登園した。ツンが2階へ消えていったとたん、ツンのクラスでツンを呼ぶ声とともに歓声が上がったのでひと安心だ。(イヤ、調子に乗って騒ぎ始めないかちっと心配だ)

 11時半頃迎えにクラスへ行ってみると、ツンはなにやら大作を錬っていたらしく出来上がっていなかった。先生が手伝ってくれていた。待ってる間にタカシ君とシュン君が近寄ってきたので「いっつもツンと『555ショー』やってるの、いいね」と話しかけてみると、ふたりとも興奮してツンとまったく同じようなことを説明してくれた。よほど楽しいのだろう、555ショー。

 プリンのカップやらペーパー類の芯、たまごパックなどみんなが持ち寄った物を自由に利用し、さらにビニールテープやセロテープ、ガムテープなんかもスゴイ量だが使いたい放題のようだ。気持ちいいくらい、ノビノビといろんな発想で作品を創っていた。

 そのうちそばの子供達がいっせいにわたしに話しかけてきた。はじめはわたしのことを「ねぇねぇ、ツンのおかあさん」と呼んでいた子が、わたしが他の子と話に気をとられているとついに腕をつかみ「ねぇ、せんせい!」と呼び間違えたのでかわいかった。自分が作った物をわたしに見てもらいたかっただけだった、「上手だね〜!」
 そんな子がいっぱいいてキリがなくなってきたところ、ツンが「サイガがそらをとぶときのマシン」を作ってきてやっと帰ることになったのだが、牛乳パックをすでに10本くらい使っているのにまだ未完成で「つづきはいえでつくる」と言う。「さっきはくちをぱくぱくさせて、なんていってたの?」と聞くので「『は・や・く・し・な・さ・い』って言ったの!」と答えると、「なぁ〜んだ」だって。わかっていなかったのねぇ、はぁ〜。
 午後から昼寝して、目が覚めると熱は平熱に下がっていた。幼稚園さまさま〜。
 きのうまで熱があったくせに、もう元気で「どっかいこう」を連発しているのでPC用のイスを見に行くことにした。すぐには買わないし、近くて早く帰れそうなので五反田へ。あまり気に入るような物が見つからなかったので、デカイ中古本屋へ移動。パパがタンと手をつなぐのを代わってくれるというので頼み、わたしは店の奥の方で在庫量の多さに興奮しているとタンの絶叫が聞こえた。慌てて駆け寄ると唇が切れて出血!
 パパが手を離して自由にさせていたらしい。自分は本を探していたようだ。タンはツンを追いかけて走り、転んで唇を歯で噛んでしまったみたいだ。
 思わず「どうして手を離すのよ!」とパパを責めたら「だいたいこんなトコに連れてくるほうが間違ってるんだよ!」と言い返された。
 だ〜か〜ら〜わたしはさっきまで、つないだ手を離さなかったんだ! 本屋で走り回るタンを知ってるから! ぜぇ〜ったい、手を離さないでね、と言っておくべきだった。いや。言っておいてもパパは手を離しただろう、やはり、わたしが手をつないでおくべきだった。周囲の方々ご心配かけてスマぬ。
 傷は痛々しいが出血はすぐ止まった。腫れた唇と泣き治まらないタンを抱いて、怒り心頭で車へ戻ったが、駐車料金が80分程度で750円もとられてしまい、ますます血圧上がりそうだった(日頃低血圧なので少し上がったくらいがちょうど良い)。
 帰り道でツンが鼻血を噴いた。いろいろゴメンな日だった。
 きょうは「父の日」。あさ、ツンがパパにプレゼントを渡そうと「ねぇねぇ、おとおさん」と呼んでいるのに、ゴルフ中継に夢中のパパはなんと「う・る・さ・い!」とツンをはねのけた。かわいそうに…。「もう、あげなくていいよ、せっかくのプレゼントなのにねぇ!」とわたしが声をかけたところでやっと「あぁ、ごめんごめん、なになに?」と受け取っていたが、ツンもわたしも気分は下降気味。紙粘土で創ったケータイホルダーがなんとなく台無しだった。
 
 ツンは、市が主催する園児絵画展に出展する絵を今日中に描かなくてはならず、テーマが「おおきくなったらなにになる?」というので数日前から悩んでいた。
 先日尋ねたときは「サイガになる、サイガはわるいヤツだけど、ボクはいいサイガになってにんげんをまもるんだ」と高々と宣言したので、「それではボクの子供にごはんを食べさせてあげられないでしょう、乾巧も菊地も草加も、みんなクリーニングのお仕事をしていたでしょう、あれと同じように働いてお金をもらえるような仕事をしないとダメだよ」と注意した。すると、「じゃあボクは『てつをつくる』よ。ボクがてつをつくって、おとうさんが『うる』」と、これまた自信満々に。いやぁ、父親の職業を理解しているところはかなり偉いと思うが、同じ会社に入るのか? それはちょっと早まりすぎだ。 というわけでその「夢(?)」を絵に残すことを保留。
 その後、姉に相談すると「サイガになる」夢でいいじゃないか、ということになり練習でチラシの裏に描かせてみると…、サイガは仮面ライダーらしからぬ配色で体が白いためにツンはかなり手こずり、「やっぱやめた」と言った。…そんなことで夢をあきらめないでくれ、母が悪かった。

 それがゆうべ、TVでサッカー中継を見ながらツンがニンマリ。「わすれてた〜、サッカーせんしゅっていうのはどう?」と同意を求めるので拍手喝采だった。半ば強引なはこびではあったがそれを描くことになった。
 
 タンが邪魔しないように、わたしが買い物ついでに連れ出しているあいだに、さっさっさと描いたらしい。迫力はないがなかなかいい絵だった。よかったよかった。

 夕方、実家で末の弟家族とともに夕食。義父宛に届いたお中元の「肉」をみんなでいただいた。分厚い、サーロインとフィレのステーキでやわらかく、ちょっと脂がのり過ぎではあったがとても美味しかった。大人8人子供2人がかりでも食べきれず、一切れ余った。こんなの、お金を出してこの量を食べようとしたら1ヶ月の食費ぶっ飛びそう、というくらいのシロモノ。ときどきこんなイイ思いをさせてくれるので有難い。
 義父は「父の日」にみんなが集合したことが嬉しいくせに照れて、「イヤ、いいんだ父の日なんて」と言っていた。
 義弟のとこの赤ちゃん、ハロちゃんはいつのまにかつかまり立ちをしていた。まだ8ヶ月という若さで。
 わたしがあまりにハロちゃんにかまい過ぎ、ヤキモチを焼いたのだろうか。タンは夜泣き。延々3時間、蒸し暑いのかと冷房を入れたがタンには効果なし。まいった。
 ウチで借りていた「ニモ」を、ツンがKくんの家へ持っていき、Kくんママと共に観てきた。Kくんママが「ツンはニモがパパに再会できたところで泣いたのよ。顔を本で隠して『あくびがでちゃった』とごまかしていたけど」と教えてくれた。笑い処で笑い、泣きどころでちゃんと泣くようだ。そういえば3歳くらいの時だが「トイストーリー」も泣きながら、笑いながら観てた。
ぬるり思考 2004-06-17 11:11「左利き話と書式話」へのコメント:

 あれから4、5日、考えが良くまとまりませんが。
 幼少時に少し苦労して左→右に矯正、というか右手使いに慣らしておいた方が、将来ストレスは感じにくいんでしょうかねぇ。その苦労が、とてもイヤだった思い出になるというのは多少かわいそうでも、右手用に設定してある自動改札口やら包丁やら急須やらで困ることはなく、小さなストレスを日々感じつつ寿命が少し縮むようなことはないのでしょうか。
 しかし、その矯正期間が大きなストレスになり、かなり寿命を縮めてしまうかもしれない?(ちょっと極端ですかね。)
 パパに「左利きはストレス感じて寿命が少し縮むかもだって」と話してみると「やはり右になおそうか…」と。ただしそうやってふたりで話し合っても、「(左のままでも)けっこう大丈夫じゃない?」と「(右になおさないと)やっぱタイヘンだろう」「でもいま、かわいそうだよね」が行き交い、結論が出なくなってしまう。
 企業や自治体はユニバーサルだの何だの掲げてますけど、世の中はけっこう不公平なままなんですね。

 要求される細かい作業は、よほど特殊な職種でない限り男性より女性の方が多くて、例えばお茶をいれたり、料理をしたり、裁縫したり、そういう意味ではツンの将来はそんなに気にしなくても、本人がいいと思う方の手を使えばいいのかな〜。でも、これからの時代、男性だからと言って家事を放棄していいわけ絶対ないし。実際わたしもパパにそれを求めているでしょう。

 左利きにとって「絶対不利」「不利」「やや不利」「ぜんぜんOK」みたいなことを列挙したガイドなどあれば、自分は右利きなのに子供が左利きだったという親のためになるかもしれないです。どなたか……。(3点リーダってこれですね?自分には馴染みがなく、点々が意に反してちょっと長すぎると思ってしまいます。この長さほど迷っていない、引き延ばしていない、短縮していないといいますか。ちょうど良いのが「・・」くらいなんですよね…でもこれから少しずつ気をつけます。)
 
 やっぱり結論でないなぁ。そうこう考えている内にツンはどんどん大きくなるんだけど。ちなみにマウスは、ウチのが当然右手用のままなので、ツンが右手で使うとときどきクリックに変な力が入ってしまいポイントがずれてしまうようだ。でも、このままでいってもらうつもり。ハサミは、切る量が多い園では姉が買ってくれた左手用ハサミを、ウチではみんなが普通に使う右手用を使っているが、とくに変化を感じていないように思う。
 
 あぁ、でもお習字、ね。右手、ですよね。

 りあらさん、ののさん、日記いつも楽しませていただいております。みなさん貴重なご意見をほんとうにありがとうございました。
 考えがまとまらず内容がかなり混乱していますが、わたしの頭の中を垣間見ていると思ってお許しくださいませ。
【このトピックへのコメント】
  • ぬるり思考「左利きの矯正について」右利き用に出来ている世の中で暮らすことが左利きにとって本当に寿命をすり減らす程ストレスなのか?といえば、私自身の実感としては「それほどのことではない」気がします。先に引用したエッセイでは「そう...(2004-06-23 16:01:13)
 園で歯科検診があり、ツンは今のところ虫歯なし。6歳臼歯とかいう永久歯が奥ぅ〜のほうに生えていて、毎晩の歯磨きでそれが大丈夫かどうか気になっていたけど、セーフ。クラスの半分くらいの子は治療するように書かれたメモを渡されたとのこと。わたしもパパも「歯」には苦労させられっぱなしなので、是非とも、このままいってほしい。歯の治療は辛いからね…。
 歯といえば以前パパに「もし、海外勤務になってしまったら困るので治療するべき歯は早く手を打っときなよ」と義父母の前で忠告したら、義父母はNYに3年間住んだことがあるのだが、「みんなそう言うがとんでもない、NYの方がよっぽど進んだ治療を受けられた。歯科の環境も素晴らしく、完全個室で眺めも最高!」だそうだ。言葉の問題がありそうだが…?と尋ねると、オフィス街の歯科医院にはたいてい、日本人かまたは日本語が堪能なスタッフが常駐しているので心配ゼロとのこと。
 NYに関して言えば…、いいなぁ、眺めがいい歯科。とりあえずパパにはNY勤務なんて縁がなく、海外のチャンスがあってもアジアだと思う…。
 タン、三種混合の予防接種を難なくこなす。針を刺された瞬間こそ「ウワ〜ン」と泣いたが、身長計に立たせると興味津々で目がキラ〜ン☆としていた。88.4cmなり。ふつう。(来週はおたふく風邪の予防接種、自費)
 ツンが不思議に思っていること。
「ほんとうはいないのに、コナンとかいぬやしゃはどうやってさつえいしているの?」
わたしには説明しにくいことを疑問に感じるようになってきたなぁ…。お姉様、よろしくお願いしますぅ。

 「最長片道切符12000kmの旅」がついにゴール。毎晩コレを「旅の終わりがここなら〜♪、旅の始まりもここから〜♪」といっしょに唄いながらツンタンと3人で楽しんでいた。タンは「電車100点」という本を広げてTVと見比べていた。ツンは「おおきくなったらボクもやる」そうだ。切符代は自分で出してね☆
 夕食後、「ちゅらさん(再)」をみていたら妹から電話があり、「今まだ札幌の自宅にいるが、9時前の飛行機で東京に行くからヨロシク」とのこと。そんな予感がして、日中に布団を干したりしておいたが、連絡がないので今月は会議がなく来ないのかと思っていたよ。11時半頃我が家に到着、日本は狭い。
 タンがウンチしそうな顔でいつもの場所に立っているのでトイレへ連れて行ってみると、オムツにゼロの状態から初めて、トイレで出来た。あんまりキャーキャー誉めてウンチが止まるといけないので静かに見守り、「もうでないぜ」という顔をしたのでベタ誉めしてやると、すごくうれしそうだった。妹に自慢げな顔で手振りつけながら「あぅーあぅー」と説明していた。
 タンを昼寝させるのに添い寝していたら、丸2時間、わたしもいっしょに眠ってしまったらしい。飛び起きたのはサッカー教室がそろそろ終わるという時間だった。タンはよく眠っていたので起こさぬようそぉっと抜けだし、ダッシュで幼稚園へ迎えに行った。なんとか間に合ったが、今度はタンが起きる前に帰らなくては!
 タンはまだよく眠っていた。こんどは妹に頼まれた一仕事。4時からのラジオ番組で、あるコンサートのチケット先行予約があり、電話をかけまくった。約20分後、やっとこさ電話がつながったときにはすでに予定枚数完売だった。
 妹のコンサートチケット先行予約に翻弄されっぱなし。夜中の先行予約で何とかゲットし、眠ったのは朝5時すぎだ。しかし先行予約って何だ?

 そんなことは知らないツンが9時〜の「グランセイザー」を見たいがために7時前に起き出し、見逃したくないために2度寝しようとしない。なんどもわたしを揺さぶり「ねぇねぇいまなんじ?」と言うので、普段から寝起きの悪いわたしは相当機嫌悪くギャンギャン怒ってしまった。自分でもメチャクチャだということは判っているのだけど、止めに入らないパパに、さらにむかついたり。
 途中からツンはわたしを起こしに来なくなり、結局ひとりでTVをつけて「グランセイザー」が始まるのを待っていたようだ。初めから、黙ってそうさせていればよかった。
 
 わたしがあまりにキンキンしているので起き出してきた妹が「そろそろツンが泣いてしまう」と言った。そのひとことにやっと我に返り、自分の寝覚めの悪さを猛反省…。

 そしてその騒ぎのおかげでわたしは、今朝9時から社宅の掃除だったことをすっかり忘れていた。9:25、慌てて外へ出るとすでに終わっていて、みなさんは笑って許してくれたが、もうホントに、「何やってるんだ、自分!」と、頭をポカポカやりたいような気分だった。
 
 そんなこんなのあと、パパが横浜へ「なんかの資格の無料講習」を受けると言うので妹もついて行った。終わる頃に合流しようと、家の中を片づけ、洗濯物を干し、わたしたちも支度して出発。
 合流後、駅近くの川沿いの店で食事、タカシマヤ内をブラブラしたあと、磯子のアウトレットへ。わたしはタンのサンダルを買い、妹は夫のスニーカーやシャツをはじめ、自分の物も買っていた。けっこう豪快な買い方をするので見ていて気持ちがよい。
 しかし疲れた。
 きょうも忙しい。わたしは短大時代の友達の集まりへ顔を出すため、ツンタンを連れて亀有まで電車でGO! 妹も友人と会うので待ち合わせの表参道まで一緒に行ってくれた。パパは家で仕事をするそうだ。
 わたしはその友達らと会うのは約5年ぶりだった。最後にあったのはツンが約7ヶ月の赤ちゃんの時だった。その当時子持ちはわたしだけだったが、今はその6人のグループのうち2人が未婚、残り4人は皆、2人ずつ子供を産んでいた。計8人の子供が走り回るタイヘンな集会だった。ツンはさすがにお兄ちゃんに見えた。
 当然のごとくドタバタしていて、昔話に花を咲かせる余裕などなかった。

 パパに車で表参道まで来てもらい、4時頃みんなで合流。毎月羽田空港へ妹を見送りに来ているようだが、ツンもタンもわたしも空港大好きなのでちょっと嬉しい。
 
 あとで、末の弟から連絡があり、表参道で路駐していたウチの車を見かけたとのこと。彼らもよく表参道へ行くようだ。
 「魔女の条件(再)」。タッキーがかわいい。今こんなドラマやろうとしても、この艶っぽい俳優陣揃わないかも。ななこ&タッキー、別所、黒木、特に山□裕一郎さん、いいです。こないだのえすみ&山下&ギバちゃんのやつはなんかビミョ〜に盛り上がらなかったから…。
 「コナン・アンコールSP」にストーリーテラーで工藤新一が登場し、ツンとふたりで「うわぁ〜かっこいい」を連発。次のアンコールSPは7/19でどうも服部平次絡みらしい。予告編を見たツンが「いま、へいじのこえがきこえた」と言った。本編がけっこう単行本に追いついてきてしまっているのでこんな形で時間稼ぎするのもしかたないのかも。
 「ちゅらさん(再)」は今週がヤマ場。コナンと重なったのでビデオにまで撮ってチェック。
 TVばっかりの一日のようだが、手は動いていて、子供雑誌の付録「デカベースクローラー」を2時間がかりで作った。肩が凝った。
 ツンの園では年長が「バス散歩」と称し「東芝科学館」へ見学に行った。ネーミングからしてツンのまさにツボで、先生の事前説明も逐一わたしに報告し、1週間以上前からとても楽しみにしていた。
 「『ねがめ(メガネ)』をかけて、ねずみがとびだしてくるえいがをみた」り、「テレビのなかでそらをとんだ」り、「せいでんきのまるいぎんのたまにさわったせんせいが、パイナップルになった」り、「ロボットがコマまわしをした」り、まだまだ言い足りないようだが、感動が言葉にならないのだ。目がキラキラ☆、口元がゆるみ、体全体が楽しかった、と語っていた。
 「静電気発生装置」は時間の関係で、各クラスの代表の子ふたりずつと先生のみが体験したので、ツンはどうしてももう一度行って、「じぶんがパイナップルになりたい」そうだ。ちゃっかりパンフレットをもらって来ていた。夏休みの課題がまた増えた。

 タンは「スリムドカン」のCMが好きだがちょっとコワイ。見たあと、自分のおへそが「口」になっていないか必ず触って、見て確認する。
 実はきょう、ADSLが開通する。試しにコードを差し込んで設置してみたがウンともスンとも言わず。やはり原因は明確のようだ。ドアホンと電話回線の分離工事が明日なので、接続は明日以降になると思う。チェッ残念。
 天気がすごく悪い。雷がゴロゴロ。静岡で大雨、新幹線が止まっているらしいが、こっちもけっこう降っている。タンは雷がまだあまり怖くないようだ。

 午後、来月の「お泊まり会」の説明会があった。お母さん達からたくさん、細かな質問が飛び出して、みなさん同じようにご心配な様子。幸いツンはすごく楽しみにしているが、Kくんはすでに「いきたくない」と言ってるらしいし、毎朝登園時にママと離れたくないと泣いてるYくんは欠席だそう。子供によっていろいろだ。

 先ほどまでの嵐がウソのように晴れ、暑い。体調が良くないのでぶっ倒れそうだ。