昨日の甲子園決勝、8回の押し出し四球は確かにアヤシかった。
VTRを見ながら「物議をかもすかもなぁ…」と思っていたところ、
敗戦の将、中井哲之監督(45)がコメント。

「ストライク・ボールで、あれはないだろうというのが何球もあった。
もう真ん中しか投げられない。少しひどすぎるんじゃないか。
負けた気がしない。言っちゃいけないことは分かっている。
でも今後の高校野球を考えたら…」【日刊スポーツ

「誰が見てもおかしい。批判の声があるかもしれないが言わないと
変わらない。教育者として言う権利はある。監督をやめても良いと
思うくらい悔しい」【サンケイスポーツ

・・・四球で一点取られても三点のリードはあったわけで、
その後の采配の責任をかなぐり捨てての負け惜しみは無様この上無い。
勝つための身の処し方と同時に負けたときの処し方を教えるのも
教育なわけだし、ジャッジにケチをつけるのはフェアさを欠く側面も
生じかねない。

これより先、かの監督の率いるチームは甲子園には出場しても
恐らく優勝旗を手にすることは永劫不可能となることだろう。
生徒たちには可哀想だが。
また、故郷隣県の強豪としてリスペクトしていただけに残念だ。

押忍 快速旅団