●ご質問
こんにちは、冬季北海道ツーリングをする予定なのですが、
手持ちのシュラフでは厳冬期に対応できないのでシュラフを
新しく買おうと思っています。
荷物はなるべく減らしたいので、シュラフはカバー一体型のものとし
また、今年の冬は寒くなりそうなので、多少なりとも余裕のある装備をと
考えています。
そこで幾つかの質問をさせてください。
●お答え
>1.Storm Kingの表示温度指定の-18℃とは、最低使用可能温度を
>意味しているのでしょうか?
・・・これはおっしゃるとおり、まずは最低使用可能温度とお考え
いただくのが良いと思います。「まずは」といいますのは、ダウンJKTや
ダウンパンツの併用、あるいはStorm Kingの余裕ある容量を生かして
インナーとして何らかのシュラフ/シート等(TyvekでもOK…要はいかに
空気の層をたくさんもつか、を意識することです)にくるまってご利用
いただくことで、-18℃で快適な運用が可能と考えていることによります。
>2.ナンガのシュラフについて
>当Webに表示されていない商品でも20%引きになるのでしょうか?
>取り扱い可能ならナノバック1000DXが良いかと考えていますが、
>ナンガはコンプレッションバッグで更なる圧縮は可能でしょうか?
・・・ナンガシュラフにつきましては、通販ページにアップしていない商品も
20%引きにてご提供しますのでご安心ください。
1000g級のシュラフをC-バッグ(S)で圧縮したことはないんですが
Storm Kingを圧縮した感触からすれば「無理ではない」が、できれば
(M)の方が望ましいのでは? という見込みです。
老婆心ながらアドバイスを付け加えさせてもらうならば、特に厳寒期には
シュラフそのもののスペックよりも、マットへの注力を行うことが非常に
有効です。酷寒の早朝、体の上側は何らかの掛け布をすることで
リカバーは可能ですが、体の下側の寒さは防ぎようがありませんので…。
なお、マットの耐寒性能は、R値(R-value)にて比較することになり、
雪上連泊の想定であれば、5.0以上を目安にすると快適だと思いますよ。
上記、ご参考になれば幸いです。