團長日誌

折につけ触れてはいるが、個人的には単車での寒中走行は「10℃の中、1時間ラクに走れればもうけもん」だと思っている。服装のもっとも簡単な解として防寒ツナギにFRジャンバーで問題なくクリアできるのはわかってはいるんだけど、それだと“力づく感”がムンムンでちょっとオサレでない。

というわけで、今回はゴアジーンズにFRジャンバー、中には新素材アンダー（試用）とダウンTシャツで出てみるかいな、と。果たしてこの週末は小春日続きで最高気温がおよそ10℃。日和よろしくこれよりKikkerでGo！

苫小牧に出るか岩見沢に出るか今朝まで迷ってたけど、この夏以来、岩見沢の希林さん（そば屋）の紹介でお越しくださったお客さんが少なくなかったので、お礼参りかねがね岩見沢に決定。明日の昼飯はいよいよ北海道上陸なったリンガーハットのつもり。

北村にて一泊。おそらくこれが今年のラストライド。オフシーズンの北村は車止めを一部取り払っているので、車体をギリギリまで寄せて乗り入れサイト風に構築。晩酌中は我が愛機を眺めながらウットリ。「…ナルシスト？」と笑われるかもしれないが、まあ、単車に乗る人の結構な割合はナルシストだろうと勝手に思っているので堪忍。

夜半に雨の音で目が覚めて「雨中走行は難儀やなー」と思ったものの、朝方には回復。ただ、それなりに結露はしているので、Bike Pitchに切り替えて物干し。日中は13〜15℃くらいになって晩秋としてはツーリング日和だった。今シーズンは単車の不調等で出歩くチャンスをツブしがちだったけど、終わりよければすべてヨシ。足るだけ走ったど。

今後は薪stv等の開発に注力へ。希林さん、リンガーハットの感想はおっつけ。

昨日一昨日の一回り（大体150マイル）でメーター読み1,000マイル越え。組み立てに取り組み始めてから大体1年で達成、か。スプロケ換装するまではせいぜい35mph（約55km/h）でしか走れなかったし、その頃の無理に回して走ってた振動の悪影響でこの秋口から不調が続いたが、ともあれ再起不能なトラブルはなく1,000マイル走ったことには感無量。

組立でお世話になったFun Factoryさん、その後の改良でお世話になったNight Powerさんのおかげさま。勤労感謝の日ということで各位の尽力に感謝。

写真はR274の千歳に折れるT字路近辺。999.9マイル到達の現場ということで撮ったんだけど、ここから2,3kmも走ればヌケのいい眺望になるから、車体はもう少し走ってから撮ったほうがよかったような気がする。

21日、北村に向かう途中に寄ったのが希林（きりん）さん。カレーそばがあれば、と品書きを見るとカレー南がある。しかもその上カツカレー南というダイナマイトな一品も目を引く。旅先では何故か無性にトンカツを食べたくなってしまう習性で、迷わずカツカレー南をオーダー。
果たせるかな、すごいボリューム。カツのパンチ力はもとより、南蛮の名に違わずカシワとネギもしっかり入ってダメ押し。そばで超満腹になるのは久々の体験だった。店に着いたのが14時過ぎだったこともあって、当夜の晩酌はカワキモンだけで充分というほどの腹持ちのよさ。

なんでもモツソバが名物らしいので次回挑戦してみたい。更科があるのも嬉しいところ。希林の大将ご自身単車に乗ることもあって、店内はボッチライダーにも優しいです。と同時にご家族連れも不自然でなく同居。お客さん多くて評判いいみたいです。

北村泊明け、雨の予報をかいくぐって行った10年ぶりのリンガーハット。赤いトンガリ屋根をイメージしてたけど、そこはそれイオンの1テナント。ファストフード然として拍子抜けした気分のまま広いフードコートでポツネンといただく。

福岡在住時には「値段の割に平板な味」って思ってて大して好きでもなく、めんちゃんこの方が記憶に強い。けど、東京に出てからは自宅から多摩川越えてすぐのところにあったのと、クジラでお世話になってたジャパドラさんの近所にあったのとで結構お世話になった。いわば20代の味。

アウルさんや希林さんが“そこだけの味”である一方、 “いつでもどこでも同じ味”ってのは「所詮チェーン」と言われるとミもフタもないけど、来し方行く末眺めて感慨に耽るランドマークのようにも思える。…野菜倍量でいただいて食後のお通じがストンと良好だったのも「おぅ、コレコレ！」。

連日の食べ物ネタですんません。
現在幹事長が里帰り中につき朝は自らまかない。インスタント焼きソバ+ソーセージはもはや暖かい時期の外泊朝食の定番。今回は北海道名物やきそば弁当のスープもガブガブ合わせてとりあえず腹一杯になる。
他、サイドメニューにセロリの漬物とパックたまご焼（ねぎ巻）。セロリの漬物はセイコマでは見つけたときに買っておかないと割とスグなくなってしまう人気モノ？　ねぎ巻は初めて買ったんだけど、見た目以上にズッシリしてて腹応えがいい。パックもので扱いやすいのでコチラは外泊時にもめっけたら買うことにしよう（ただし凍らない時期）。

あと、小ネタなんだけど、ヤキ弁は粉末スープがついて食事のバリエーションが広がるから“弁当”かと思ってたんだけど、カップの形が弁当箱みたいだから“弁当”、らしい。

◆年内に入りそうなモノ
マナスルヒータ／Voyager Cot／CO検知器（発報タイプ）／Tiスパッタリングシーツ
ネオ風呂敷／Inertia X-flame
…Voyager Cot／CO検知器はやや不透明ではありますが、多分大丈夫と思います。

◆年内入荷は難しそうなモノ
新・薪ストーブ
…コストをシビアに見ていかなくてはいけない状況なので少し時間かかります。
ご期待いただいている方には申し訳ありませんが少々お待ちください。
当方としても特にこの新ストーブは「年内に！」と思っていたので非常に残念です。。。

昨日の時点では「日曜は大荒れ」との予報。
ミゾレっぽい雪が降った跡は残っているものの、現時点では曇ときどき晴。

今日は幹事長を千歳まで迎えに行かなくてはならないのと、
予報がヒドイことになってたのとで特段何も予定はたててなかったけど
早めに動いてたら少しはKikkerでチョロチョロできたかもなあ
（バッテリはまだ外してない）。

しかし、気温計を見てみたら外気2℃前後。ひゃー、ブルっちゃうよ。
グダグダしていてもしょうがないので、この後ジョイフル行って資材調達。
で、そのまま千歳へ。…なんとなくやるせない休日ではある。

2130追記
千歳界隈は意外と暖かくって、「やっぱ単車・・・」と後ろ髪を引かれる思い。
とはいっても、途中が雨上がりのヌレヌレ路面だったりするから何にしろ仕方ない。

ホムセンめぐりをして資材を物色。新stvの開発スピードを緩めるのに従って
時間的余裕ができることになるので、先に一旦断念した旧ノマ暖にもう一度
取り組んでみようか、という気にもなった。かつての断念は煙筒とダンパーが
イマイチだったことが原因なわけだが、現在進行中の開発によって得られた
インスピレーションでもう少し工夫ができるんでないか、という気がしてきた。
目標として外気+15℃が達成できるならメがあるといっていいと思う。

最近薪stvについて話題に上ることが多いのを見て、とある取引先さんが「こんなんあるよ」とご紹介くださった。なんでも漁師さんが船の上で手指を温めるための給湯器。七輪の上に乗っけて使うものらしい。
煙筒効果を得つつ、底面+煙筒外周の熱で効率を高める、と。いわば和製ケリーケトル。 最近では耐熱性の高いパテとかも手に入りやすくなったから、こういった器具を作りやすくはなったと思うけど、漏水を防ぐロウ付けってなかなか難しいって聞いてたので地味にスゴイ。

「角型での工作もできるようなら柴stvに乗せられるものを…ウシシ」と野心をくすぐられるものの、収納性に工夫を加える必要が出てくるだろうし、新stv（旧ノマ暖含む）の開発を先行させなくてはならないし、で、実際に取り組むとしても先の話にはなりそうです。まずは「こんなネタありますで」というご報告まで。

幌加内（ほろかない：旭川の北西）では昨日今日で50cm弱の雪だとか。大荒れの予報が続いてはいるが、幸か不幸か風がかなり西寄りだったために、当地はサラッと積んだ程度。いや、「幸か不幸か」もなんも、遅かれ早かれドッカリ降るから、“あとさき”の問題ってだけだけど。
昨日はついに真冬日にもなったようで、いよいよ冬という気になってきた。11/21〜22と単車で外泊に出かけたりできたもんで、ついぞノンビリした気分が抜けないのは否めないが。。。「冬来たりなば…」か。

さすがに冬ともなると、外泊といってもここしばらくは車泊が中心だったけど、この冬は薪ストーブ関連の検証を重ねたいのでテン泊多めとなるかなあ。あと、この冬は当日誌をライブドアからDi:Doに以降してからリンク切れになっている写真のヒモ付けを行っていきたい。