團長日誌

本日出初式、で、雪。日々の除雪については生活の一部として特に負担感はないんだけど、出初式の間だけはカンベンして欲しかったわ～。礼式の薄手手袋は雪で湿るわ、ビジネス靴着用の指示だわ、で手足両方の指がシビれるシビれる。写真は分列行進、さながら「八甲田山」の如し。
出初式が終わって分団で昼食をいただいて、ホウホウの体で帰宅したのが13時。「くたびれた」というよりも「ツラかった…」という感想が口をついて出た。運動量としては大したことない筈なんだけどヘトヘトになって昼寝して、14時過ぎに雪は小康状態になったので雪投げ。近くの交差点ではホワイトアウトした中で雪山に乗り上げたのか、クルマが一台ひっくり返っていて肝が冷えた。当初の予定では日中に栗山まで出てExp.走り場の様子を見て買い物して、って考えてたんだけどムリムリ。やむなし。

まあ、同じシゴきにしても-10℃でピーカンとドカ雪とどっちがいいのよ？ って話にはなるわけだけど。。。

予報では今日まで荒れる、という話ではあったけどどうにか雪は止んだ。天気明朗、というには程遠くどちらかというとどんよりした天気ではあるものの、久々に雪が降っていないというだけでホッとした気分になる。

と、天気が一応の回復を見たところで今日はExp.栗山にて出走。前回走った際よりは雪は多くなって走りやすくなっていたものの、やはりブッシュに入ると“草のクッション”でガボンと沈むのが厄介ではある。写真はギャップを超えようとしてサオ立ち状態でブッ刺さってしまったところ。

うごめいているだけで大汗かいて必死、っていうのもあるんだけどカメラのバッテリは低温消耗で動画を撮るという目論見はほとんど果たせなかった。残念。…想定の範囲内のことではあるけど、昨日の出初式で写真を撮ったのも結構過酷ではあったかもしれない。ロケーションがいいだけに雪面の安定を待って予備バッテリを準備するなどしてまた挑戦したい。

先の暮正月のニュースだったか、海外から我が国においでになる観光客がのべ数1300万人を突破したと報じていた。そしてその消費規模は2兆円にも上るとの由。ごく大雑把に言えば一人当たり20万円の消費かー。
ここ夕張でも中国からのお客さんは定例的においでになってるようだけど、近所の居酒屋さんで聞いた限りでは財布は固く、4人でビール一本と串盛り一皿っていうケースは少なくないらしい。ドバーッと使うのは主に銀座や秋葉原でってことなんだろう。まあ、期待してるものが違うだろうからやむなし。ただ、そう考えるとこんな田舎町で派手な数字に踊らされてたら痛い目に遭いかねないわけで、外国人観光客が救世主であるかのように報じるのは結構マユツバっぽいわなあ。つるかめつるかめ。

写真はJ隊さんのスキー訓練の車列。いつもより随分台数が多かった。…正味、J隊さんに「個人レジャーでも夕張に来たい」と思ってもらえる策を積み上げる方が現実的だろう、という気はする。

「今日の陽気は3月並み」との予報。実際、日の当たる場所は+10℃を超えて風も春を思わせるような一日だった。この冬は今のところ気温としてはあまり冷え込まず、真冬日が少ない印象。それだけに路面は解けて凍ってコケやすい。自分もマンガのように後頭部を打つほどコケたし、道産子の人でも「スーパーマンみたいにスッ転んじゃった」って話を聞いた。
そこで登場、スパイク靴。蝶番式でカカトにスパイクが仕込んであって、アイスバーンでは頼りになる。が、スパイクを出したまま建物に入るとヒンシュクを買うし、舗装の出ている場所を歩くと強度が持たずに壊れやすいのが難点。それもあってか札幌等の都会ではあまり重宝されている風ではない。まあ…必需品ではないけど「あると便利」的なもの、ってところか。

気温は確かに高いんだけど、今日改めて記録を見ると積雪については平年の1.5倍ですと。12月上旬の雪が少なかったから「割りと穏やかな冬」ってちょっと錯覚してた。

先の日曜、カメラのバッテリ低温消耗で残念な目に遭ったので低温下運用について調べていたところリチウム乾電池使用のヒントを得た。その手があったか！ とばかりに乾電池式カメラを漁るとニコンのL30というモデルが型オチで入手しやすく￥7,800で早速手配した。
フルオート機ということで細かな設定はできなさそうだけど、厳寒の地でオーロラを撮影している方の「寒いと人間の方がマヒして操作がままならない」という論にも共感できるので機械任せでヨシとしとこう。特別お高いシロモンじゃないから尻ポケットに入れて雑に扱えそうなのもちょっと魅力。シビアな運用が無理そうなら姪っ子に下ろそう、という思惑で色は赤。

コンデジを初めて購入しようとした際、ニコンの“立ち上がり最速”を謳ったモデルも候補に上ったんだけど寸法を優先してIxyにした経緯があって、それ以来キヤノンを使ってきた。…親父がニコンを称賛していた記憶がよみがえって「あの伝統ロゴがついに手元に！」との感慨が湧く。

一昨日からうららかな天気が続いて、雪の薄い場所では草地の出ている場所もある。今朝は店に歩いて出る途上でシカの糞が点々と落ちててシカも陽気に誘われたんだろう。中学校グラウンド跡地脇の陸橋にさしかかると堆雪場としてブルでならした場所にまたウジャウジャと姿を現していた。もはや怖い物ナシの勢いで今年は八頭。
一応写真は撮っとくか、とカメラを取り出すと電源を入れて即バッテリ切れ。またかよ、と慌てずケータイで撮影しようとしたらコチラは「温度注意」の警告が出て即切れの二段オチ。うおっぷ。JKTが重くなるのを嫌ってどちらもベルトポーチに入れて歩いてたから仕方ないといえば仕方ない。が、新年早々つまんないことでキレッキレ。…お後がよろしいようで。

写真はまるでロードヒーティングを入れたかのように店舗前のアスファルトが出たところ。小寒まっただなかでこんな状態は珍しい。が、いずれまた雪でヒイコラすることにはなるんだろう。

プロ野球の自主トレも盛んになってきて、我等がカープの黒田大エースも動き出したとの報。「今年は交流戦が楽しみなんでしょー！」とばかりにスケジュールを見に行ってみたところ今年から開催日程が縮小されて札幌ドームでのゲームはナシ。ギャンゴー。いっそのこと広島の友人にマツダスタジアムの焼肉席を取ってもらってコッチが遠征したいくらい。
一方、かねてより内々に期待していた映画「でーれーガールズ」が近々上映。こっちはもっとハードルが高いんでないか？ と、調べてみると割と行きつけのイオンシネマ江別で上映するらしい。でかした！ 江別！ ヒロインたちの身を包むセーラー服が某校の制服をかなり忠実に再現したものだったり、予告に登場する橋の近所に住んでたこともあったりで郷愁をそそる。

写真は店舗屋根の雪下ろしで入ってもらっているところ。昨日までの好天から打って変わって今日は日が出てからずっとドカ雪。ブルのウィンドウに貼り付く霜が厳しさを物語る。

昨夜は町内会の新年会。痛飲してしまって久々にひどい二日酔に悩まされた。宅飲みだとあらかた量を区切って飲んでるからオーバードリンクにはならないけど、外で飲むとアテが美味いこともあって飲み過ぎてしまいがち。どうにか歯止めをかけんとマズイなあ…。
夕方になってようやく立ち直ったものの「今日はスキー場に行ってみようか」とか「トンボの燃調セッティングを替えてみようか」といった腹積もりがすべて吹っ飛んでしまった。昨日の嵐とは打って変わって天気が良かっただけに惜しいことをした。

写真は届いたニコンのL30に次元大介よろしく電池を装填しているところ。機能は最低限のモデルということで単純化されているのはそれはそれでメリットだと思う。SDカードの容量にかかわらず動画は10分弱（2G相当）ずつの小分けで撮ることになるのにはちょっと驚いたが。まあ、とにかく低温下でのスムーズな運用という一点さえ実現してくれればヨシ、と。

一昨日の二日酔は昨日のうちにどうにかカタをつけて、今日はIWAさんと外泊新年会。これまでIWAさんと雪中泊となるとお互いのお休みの都合上、どちらかが時間を調整する必要があったんだけど隣泊とすることで概ねクリア。めいめいでシェルタを立てるよりもガレージ・パーティ一丁で設営も撤収も二人でやった方がわびしさも軽減できる…筈。
自分としてのテーマは、Pig stove（中子付）でガレージ・パーティを暖めきることができるか／ナンガさんの50mm厚マットが寒さに耐えきるか／先般入手したカメラL30の耐寒性を見るのが目的。写真はショバを踏んで設営して、という一連の作業を終えてからL30で撮ってみたわけだけど現時点では電源は安定している。

室内ではお互いの寝床を並べてストーブとの間に土間を掘って、さらに掘った雪を寝床の足元あたりに積んでならして暖房運用後のアリジゴク状態を緩和させる、という目論見。

IWAさんとの隣泊、最低気温は外気-9.9／室内-7.9℃。今日から大寒らしいけど無茶苦茶な冷え方じゃなくて助かった。雪中泊は準備も後片付けも厄介だから出るまでが億劫になりがちなんだけど、実行するとこの上なく楽しいのも間違いない。小宴会しながら夏に行った場所の反省会をして「早く夏になんないかねー」なんて話になるのもご愛嬌。

お試し三種の結果、ガレージ・パーティでのPig stove運用は大体外気+10℃くらい。まあそんなもんかなあってところだけど、気温云々より始終全開で火の粉で結構幕体に孔を空けてしまうというヘマこいた。中子を付けてるから、と過信してフィルタ装着をはしょったのが失敗だった。
ナンガさん50mmマットは-10℃くらいなら問題なかろう、という手応え。もう一つ、新カメラL30は黒エネループで目立った低温消耗は見られず気軽に使えてよかった。写真はフラッシュを焚かずにヒザで固定して撮ったもの。このくらい撮れてれば文句はないッス。