googleが「おまえらの情報は一元管理してどんどん活用するよ」とか明確に言ってきた件は,それなりに反感を持たれているんだろうか.まあ,もともと,unix系の文化に慣れると,単一のサービスやらアプリケーションやらに何でもかんでもまとめたり,単一のブランドで全部そろえたりするのは不快感を覚えるようになってくるものだ(emacs真理教の人たちのことはこのさいおいておく).
というわけで,chromeにかわるブラウザはないかなと最近思っているのだが,伝統的にlinux業界はwebに弱いんだよなあ.企業が口出しすることの多いジャンルだから無理もないが.
最近でてきたらしいaroraというのは見た目もきれいで軽く,けっこうよさそうだったが,まだベータ版なせいか突然落ちることがある.昔からある軽量ブラウザでdilloというやつは,frameとhttpsが駄目という大きな問題がある.今のところ,midoriが一番具合がいいかな? midoriは軽いし表示もちゃんとしてるし,フラッシュなんかもとりあえず見れてるようだ.
midoriは,特定のページにまったく接続できないことがある,という点だけが困っている.条件がさっぱり謎なのだが,接続できないページは何をやっても駄目である.まれにしか無いのだが,たとえばnifty配下のページは全滅だ.ポータルも個人用ページも全部駄目.niftyのwebサーバーって何か特殊な点でもあるんだろうか?