昨夜はテレビ東京50周年記念の音楽祭ってのをやってた。番宣からして弱小局の立ち位置を逆手に取ったアピールをしていて興味があったんだけど、本放送でも自虐テイストが盛り込まれていたのは面白かった。
しかしまあ、音楽祭って言ってもいつもながら口パクさんたちは揺るぎなく口パク。ヘタならヘタなりに歌うことで「上手くはないけど愛嬌がヨシ」みたいな面白味も湧くものを無味乾燥この上ない。敢えて視聴者の感情の起伏を封じているわけだからある意味口パクさんたちはTVが無力化していってる象徴なのかもなあ、なんて思った。スカパーで時々見るクラシックロック番組「黄金ロック」でも1970年代以前からすでに口パクは一般化されてるようだった(撮影/録音機材の問題?)。けど、ライブアクトを出し惜しみする演者って長続きしない傾向が強いようには見える。

写真は今朝の本町十字街。片田舎の顔ハメ張りぼての方がよほどライブ感を醸しているのは皮肉な話。

押忍 快速旅団