先の泊りではワイド五徳(低脚)のウォームアップテーブルとしての様子を見てみた。写真では写り込んでいないが、「アルミ天板を敷いた状態で下から炙ることでストーブ直上のクッカーは煮物ができる程度に加熱され、天板の熱伝導によって一旦加熱したスープ等を保温させ続ける」という発想。保温側はカップの位置を調整することである程度温度の管理もできる。
と同時に、天板下では輻射熱によってガス燃料の本体温度をコントロールできるので一旦着火さえできれば氷点下であってもCB缶の安定運用が可能になる。ただ、この手法はあくまで“ガス出力が低下するような低温”以外でやると危険だという点はご理解のほど。飽くまでガスが冷たくならない程度、ヌルめに保つのが肝要です。

言わば“仮想2バーナー”的な用法にして暖房補助。安全に運用するならば、もはや液出し機が不要となることにも可能性を見出していただけるのではないでしょうか。

押忍 快速旅団