2019年、感銘を受けたことの一つがモーターヘッドの再評価。LPやCDを整理していて最も査定が高かったのがモーターヘッドで「おや?」と思ったものだけど、スカパーのバンド伝記で異例の2時間構成だったり、2011年のドイツでのステージを見たりして改めて惹きつけられた。
楽曲は金太郎飴のようにどれを取っても同じ。「モーターヘッド」「エースオブスペイド」「オーバーキル」の三曲を知ってればおなか一杯なんだけど、逆に言うとブレのなさでユニークさが際立つ。その変わり映えの無さはリンガーハットのちゃんぽんに似て自分にとってのランドマークのようにも感じられる。
思わず年末にはロックTシャツを二枚も購入してしまった。新年となり、おニューのTシャツに袖を通すとき「ブレはないか」「スジは通っているのか」とレミーから問いかけられているようで身が引き締まる思いがする。