先日の追分弥生パークさんでは薪ストーブを導入しているユーザーさんの数も増えたように見えた。結構普及したんだなあと感慨にふける一方、北欧型とでも言っていいんだろうか大型テント・シェルタで無尽蔵に薪を投入して力ずくで暖める方向性っていうのには正直抵抗感があった。
ウチとしてはKifaruさんやTi Goatさんが提唱した小型でフットワークのいい運用を継承したいもの、と考えて「我がJiggerであれば低~中火力域でコントロールしやすいのを頼みに小型ドームでの運用ができるのでは?」と思い付いた。これなら雪上設営のしやすさや燃料節約に期待できそう。
まあ…仮説として悪くないと思っているが、筐体と幕体の距離や煙筒1mで運用したとしての安全性等クリアすべき課題は少なくない。ともあれまずはフライのみで設営するための部材をこさえるとしよう。

押忍 快速旅団

四苦八苦しながらも開催されたプロ野球、日本シリーズ等でもう少し続くけど昨日でもって我らがカープのシーズンは終了。煮えたぎるるつぼのような興奮とは程遠いシーズンだったけど、「ほどほどに楽しめた」って言えるのはそう悪いことじゃないような気がしている。
我らがカープについて振り返ると、シーズン冒頭の「ケガなく、勝率5割。可能であれば個人成績を追求してほしい」という願いの前二つは無理だったけど、森下クンの活躍を始めとして見どころはあった。いや、むしろ森下クンのゲームだけ本気で観ていればいいのがラクだった。
セリーグは夏にペナントの趨勢は決まっていたから、若手クンの将来性を検分しながら消化試合までつきあうのが思いのほか楽しかった。ここから先はバカバカしい映画の発掘やAMラジオ受信にまた力を入れていきたい。

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一昨日触れたドームテントのJigger運用モデルを当初想定した仕様にしてみた。具体的にはボトムテープガイドによるフロアレス化と止水ファスナ+防炎シート巻付けによる煙筒突出。レイアウトは居住性を優先してオフセットさせてみたがストーブがガイドテープをまたいでいるのはいただけない。
テントを形作ることは造作もないんだけど、煙筒突出には思った以上に手間がかかってしまった。ファスナ縫い付け加工の手間の少なさを期待していたしそれ自体は思惑通りではあったんだけど、フットワーク優先という考え方からすると従来的な煙筒ポートのしつらえがベターのように思う。
ともあれ、次のお休みで空き地ラボの状況が良ければドライブテストに進めるつもり。1m煙筒による室内CO排出が30ppm以下、煙筒突出部の温度が80℃以下で外気+20℃を安定させられるなら一応の成功と捉えたい。

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今週の火曜に触れたモミジ、雪が乗っていたのはどうにかなるかと思っていたが昨夜の雨でほとんど散ってしまった。ジワジワと雪が溶け落ちていくのであれば1週間くらいは持ちこたえるかと思っていたがアッちゅー間。“秋の最後の砦”と思っていたのがあざ笑われているかのような気分。
雨は結構強く降ったようで、店脇の水路ではイタドリの腐れ落ち葉や枯れ枝がガッツリ流されてきて泥除け柵につまっている。ほっとけば役所で除去してくれるものではあるんだけど、この季節ともなるといつまた雪で作業不能になるかわからないのでシブシブさらっておいた。
モミジの葉が落ちて秋の終わりを感じる一方、だからといって月末にかけて大して雪が降る予報でもないので本格的な冬とも言えず。しばらくは手持無沙汰な時期になりそうで少し気分は暗い。

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今日は少し気温が上がってパピーちゃんでまた一回り。のち、これより小型ドームテントでの薪ストーブドライブテストへ。13時設営開始で14時にはセッティング終了。CO検知器はもちろん、今回は室内外の気温に加えて煙筒突出部の温度を計測するため機器配置を念入りに準備した。
一酸化炭素の濃度上昇については検知器の数値にしたがって換気・脱出すれば済むことだけど、あえて簡易な構造でしつらえた煙筒突出部の熱溶解からの火災が特におっかない。そこで防炎のまかないとして革ジャン革パンを引っ張り出してきた。さらに肌着も綿100%でとにかく引火を防ぐ。
COにしても温度上昇にしても、薪ストーブ着火の全開運転時をしのぎさえすればどうにかなるんでないかとは思っている。逆に煙筒突出部の過熱が見られたらテストはそこで打ち切りの腹積もり。

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昨日は夕方から小型ドームでの薪ストーブ運用テスト。気温は+2~3℃と冷え込みはなかったが、簡易な煙筒突出構造の耐久性を極端な低温にならないうちに試しておきたかったのでむしろ好都合。
煙筒に沿わせた温度計は70℃以上が計測不能だったのは想定外だったが目視で溶解の有無を確認。正直ビクビクしながらもどうにか3時間持ちこたえた。火力は絞り気味の運用とせざるを得なかったものの、ダンパー全閉でも外気+20℃は問題なく達成。もう一方の懸念、1m煙筒使用によるCO漏出も15~10ppm以下で安定させられることができた。
結論としてはJiggerならではの穏やかな運用は小型ドームでの暖房実現に大きな手応えとなった。以降、煙筒ポートの工夫をもう少し凝らしてさらなる低温下でのテストに進めることとしたい。

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小学生の頃、近所に青いCB125(多分JX)が停めてあって「大人になったらコレに乗るで!」と誓った覚えがある。さすがに今となってはクラシック車でむしろ手の届かない存在になってしまったが、この春に迎えたパピーちゃん(SYM社 Wolf classic)がそれを満たしてくれた。
ジャリの頃に偉大に見えたその車格も自分の図体がデカくなってしまって小柄なのは否めないし、排気音もルルルル~っとジェントルこの上ない。それでもビジネスバイクをベースとした素養よろしく銀行や病院往復に加えて軽トラ富良野行にも頼もしい存在となった。スワローハンドル換装もキュート。
この週末にかけて雨の予報で一旦雪はすべて溶けるだろうか。そうしたらもう一回は散歩に出られるかな? よしんばシーズンオフとなったとしても、来春にはスキーシューかついで近所を走るとしよう。

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いつだったか、「深い新雪でのテント・シェルタ設営には長さ=深さのあるペグが有効」という記事を見た。なんとなく得心はいくんだけど、直感的にはやはり従来の“面積でテンションを確保する”という方法に安心感がある。…というわけで長さと面積を備えたペグっていうのを作ってみた。
5mmベニヤ製で25mm幅、長い方が主に力をかけるペグで330mm、短い方は補助という考えで250mm。アマゾンでスノーペグを検索するとMSRさんを始めとして幅広アルミ製が提示されるがこれが案外軽くはない。その点ウッドだと22gと16g。運搬を考えると短い方は165mmでいいかも?
水分が染みてシバれたら一たまりもないと思うけど、北海道の真冬日ならあまり含浸はないんでないか? と楽観視。ともあれ試してみなきゃわかんない。が、まあ…企画倒れ感たっぷりなのも否めない。

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コロナ禍の拡大に伴い、「我慢の三連休を」と呼びかけられている。…個人的には“とにかくひたすら風邪を引かない”という対策を取ることで一般人レベルなら8割方大丈夫なような気はしているが、そんなことよりも天気の悪化で何もできない我慢の週末になりそうだ。
今朝未明から断続的に降るヌルい雨はほとんどの雪を溶かしてしまったが、次の日月にはまた雪となる予想。けど、先週みたいドカ雪にはならないんでないか? さりとて懸案だった雪ペグを昨日のうちにこさえて気がせくのもあって、スノウバイクで泊りに出ることを想定した荷造りをしてみた。
ガス暖房前提、ショバ作りに特化した雪踏みを固定したリュックは燃料・食料別で約6.2kg。先の冬は薪ストーブを背負って結構大変だっただけにガス暖房の実用化に寄せる期待は大きい。

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西日本では季節外れの夏日になったとの報。当地では天気がパッとしないこともあってさすがにそこまでの気温上昇はなかったにしても、事務室の温度計では昼頃に15℃とやはり季節外れの高温だったのは確かだ。日が沈んですっかり暮れた17時でもまだ10℃を示している。
11月も下旬、勤労感謝の日ともなると真冬日の兆しも見られるわけで、激しい年には油断していると水道管凍結すら起こりかねない低温もありうる頃合い。一言で表現するなら「調子が狂う」ってところだけど、この後イッキに気温が低下するから文字通り調子を崩さないよう用心しなくてはならない。
昨日からの雨で雪は「ほとんど溶けた」どころか、ほぼすべて溶けてしまった。一発目の積雪は根雪にならないっていうのが通例ではあるけれど、先週のあのドカ雪はなんだったの? って。

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