NS角飯盒再生産にあたって、コストダウンの提案としていただいていたシリコン系グレー加工というのを試してみた。結果、炊飯や野菜炒め等の水分の助けがある調理には良好な離形性(NS効果)を得られるが、手荒にソーセージや揚げ物惣菜を焼くと目に見えてダメージが大きい。
うーん、ウチとしては「お家から持ってきた食材でバエバエクッキーング!」っていうのではなくって「出先で買った食材をパパッと調理して晩酌のアテに」という旅ライダー向けの訴求が飽くまで主眼なのでこれは見送りだわなあ。価格低減の魅力はクラクラするほど大きいんだけど…残念。
本音として、ペリーヌパックがそうであるように「コスト最優先の事業体がやりたがらないことをやる」っていうこれまで我が店のやってきた道を踏み外すこともあるめえよ、っていう心情も少なからずある。
今回のものとは全く同じではないでしょうが、ナイロン系のコーティングはそれからは避けてますね。ソーセージを醤油で転がすとかなり擦らないと取れません…そして、傷だらけに。テフロン系だと一切ないことです。
Genさんのご英断に激しく同意です。(2020-12-01 20:21:06)
情報ありがとうございました。グレー加工でも初期的な離形性はすぐれているので
丁寧に扱うユーザーさんからは結構いい評価になろうか、というのが葛藤です。
Gen.(2020-12-02 10:55:07)