バガンの前を通ってみると、緑色の電飾などが取り払われてスッキリしており、バガンの看板も無くなっていたので、あぁ閉店してしまったか…と。しかし上を見上げてみるとそこには新しい看板があり、"ナマステNIPPON"との名があるではないか。なん…だと…?

調べてみると今年の3末にOPENしたそうで。『本場インドで修行したインド料理と、ネパールの家庭料理』との謳いであり、へ~そりゃ良さそうだ!って事で期待しつつ早速行ってきた。店内は(もうビュッフェではないから)厨房周りがスッキリしたものの、席はほぼバガン当時のままで、窓際の2人席×3と、奥まった所のテーブル席が幾つか。その中をネパリとおぼしき2名のホールが駆け回る。どちらの人も日本語は流暢だが、マスターらしき人の方は早口過ぎて逆に聞き取りづらい(汗)。
[静岡]ナマステNIPPON [静岡]ナマステNIPPON [静岡]ナマステNIPPON
この時は日曜昼だったのでランチメニューのみ。最廉価\600の学生セット(カレーライスの立場が…)から、最豪華\1,200のスペシャルセットまで4つ…の他、ネパールランチとしてカジャ(ネパールのおやつセット)とダルバートまであった。うぉースゲー!ダルバートディヌホス!
[静岡]ナマステNIPPON
ダルバートセット。ライス,パパド,アルカウリ(手前・インドでいうアルゴビ),ダルジャネコ(右奥・豆カレー),ククラコマス(左奥・鶏の肉カレー),ゴルベラコアチャール,デザート,ネパールチャイで\1,050也。スープも付いたが、これはサービスっぽい(既製品のわかめスープ)。

一見、カレーが3品も付く豪華なダルバートだが、いただいてみると何れもベースは同じであり、ライス皿の上で混ぜ混ぜした所で味の違いは具材からしか生じず、これならもう最初っから「チキンミックスカレー」にでもして1品で出しちゃえよ!という感じ。で、それだけならまだしも、このカレーベースからは某社の業務用カレーの味がするんですわ…。『ウチの調合がたまたま合っただけだよ!』とか言われるとこっちも返す言葉がありませんが…まぁそこの真偽はさて置くとしても、ダルバートを名乗っておいてこの味は残念至極。

もしかしたらインドカレーの方はいい出来かもしれないし、夜の単品ネパール料理には凄い物があるかもしれない。その辺は今後おいおい確認しようと思いますが、取り敢えずランチのダルバートは期待しない方がいいです。食後のチャイも忘れられたしなー。

チウラ(干し米)とかは代用がきかないだろうから、カジャならよりネパールっぽかったかな…?あんまりウケず、その内消えてしまいそうな気がするので(汗)、早々に食べてみたくはあるが…日本人(男)的にランチにカジャだと足りないからなぁ。ディナー時に酒のアテとして楽しめたりするといいと思うんだけど…。

[静岡]ナマステNIPPON
北街道沿い、新静岡側から来ると左手。パチンコ「モナコ」のもうちょい先。店横のガレージっぽい所が駐車場ですが、結構キツめの段差があるので注意。

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