「小畑健」(検索対象:タイトルのみ)の検索結果

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 sai vs 塔矢名人決着。
 さすがにコレの結果書いちゃうのはどうかと思うので伏せておくが、この結果を受けてヒカルの周りが大きく動き出す。「時間がない」佐為をよそに、自分の道をひた行くヒカル。倉田にもその実力を認められ、そしてプロ初手合いに挑む(ほんとの初手合いはアキラが相手で不戦勝になってしまった:前巻参照)。
 まあ雑誌の方を追ってる方はご存知の通り、この後読者の期待を裏切るようなとんでもない展開になってしまう。あるいはここまではほんの序章で、次々巻くらいからが本当の「ヒカルの碁」になるのかもしれない。いや、先が読めないって意味でもほんとに目が離せないマンガだ。

 ただアレだね。
 最近、いろんな雑誌を手にするようになって思うようになったことなんだけど、週刊連載ないし隔週連載の漫画において、途中から読んでもすぐに話に入れる、ってのはいいマンガの条件だと思うんだよな。「ヒカルの碁」に関して言えば、わし自身最初の方はあまり読んでなくて、院生編の途中くらいから読み出したわけだが、しかしその辺から読んでもその頃は話にすぐ入れたのね。その辺、当時のヒカルはいいマンガだったのだろうと思う。
 それに対して、ここ数巻の「ヒカルの碁」は、はたして途中から入っても楽しめるのだろうか。少なくとも今連載でやってる伊角さんの中国修行編。あれだけ読んでると「ヒカル」なんて出てこないし、なんのマンガだかわからないよなあ。この14巻くらいの話ってのも、途中からだときつくないかなーとか思うんですわ。

 とはいえ個人的に期待のマンガであることにはかわりないわけで。
 この巻に関しては名人 vs 佐為もそうだが、なにげにヒカル vs 倉田六段がアツい。
 つーことで★★★★☆

 にしても倉田タンが出てくるとなごむね(笑)。

(発行日:2001/10/09)

 おおっ、伊角タン復活!
 韓国とか言ってたよな。ってことはアレじゃないかね?洪秀英(ホンスヨン)がまた登場してヒカルが立ち直るきっかけになったりするんじゃないかしらね?

 読んでて苛つくことの多かったこの数週、そろそろまたアツい展開になって欲しいよな。

 2001/09/10追記:韓国じゃなくて中国でしたね。あわわ。

 迷走しとるなー。

 いや、ヒカルじゃなくって、作者がね。
 なーんかここ数回を見てると、\ まではよかった(いや、ホントはよくない)がそのあとどうやって収拾つけたらいいか分からなくなった、ってな感じにも取れちゃうよな。このエピソード、たしかに物語全体で見れば非常に重要なエピソードではあるんだろうけど、ここまで引っ張る必要があるのかなーって気がしちゃうよな。まあ、\ って気はするんだけど、もう少し短くてもいいんじゃないの?って思うよな。せめて長めの2話でケリつけてくれよ。このままだと次々巻まるまるこのエピソードになっちゃうよ。

 なんせせっかくプロになったんだから、いい加減アツい対局見せてくれよ。
 ねえ。

 いよいよヒカルのプロ初手合い.対局相手はなんと塔矢アキラ二段!
 ・・・なのだが,時間になってもアキラは現れず.アキラの父・塔矢名人が倒れたらしい.佐為に言われるままに名人の病室に駆けつけるヒカルだが・・・って感じで,いよいよ世紀の一局がはじまる.くくぅ〜ッ,こんなとこで終わらさなくてもいいじゃねえかようっ!
 しかしまあ名人も「負けたら引退する」まで言い出すのはどうかと思うけどな.作中でもっともオトナであるはずの人だけに,なーんか違和感のある展開だよな.まー読んでる方は面白くていいけどね.いやでもこれでちょっと浮き足だっちゃってるってのはあるかも.

 本誌連載をお読みの方はご存知だとは思うが,この後このマンガはとんでもない展開を迎えることになる.なんかこの一局なんか吹っ飛んでしまいそうな展開なのだがはてさて.あるいはこのまま終わってしまってもおかしくない展開だものなー.でもここでこれだけ引っ張ってるってことは,まーだなんか隠し球があるんだろうなー.いやーん(←何が).

 ちなみに本巻.表紙は佐為で背表紙は緒方九段(当時)(←笑).
 えーこれだけ名人出しておいてなんで緒方なんだよーって気もしなくもないが,まあどうでもヨイ.

 ところで慌てて買ったら帯ナシだったよ.悲しい.
 まあ読め.★★★☆☆

 どうでもいいことだけど,倉田たん.セリフのフォントが「あずまんが大王」のちよちゃんといっしょだなー.・・・ってことは?(←なわきゃねーだろ)

(発行日:2001/08/08)

 うあ.この巻は背表紙がなんと倉田たん.たった1回しか出てきてないのにねえ.まあそれほどまでにインパクトがあったってことだな.
 いやなんせ名前だけは第1話から登場してて,若手ナンバーワンって感じでたびたび噂には出てきていながらここまで正体不明だったのだがついに・・・!!(笑)いやぁ,期待してた人,多かったろうなー.いや,ダメってことじゃなくてね.でもギャップを覚えなかった人はいなかったろうなと.

 それはともかくいよいよプロ編突入.といってもまだ大手合ははじまっていない・・・というか,連載の方でもヒカルはまだプロとして大手合ってやってないんじゃないかしら?初戦はなんせ不戦勝だったしねぇ.まあそれはともかく,この巻では塔矢名人の指名での新初段シリーズ.強い人と打てないジレンマとあせりを感じる佐為と,プロへの希望に沸くヒカルが対照的に描かれていて,この先なにかありそうだなーというのを匂わせつつ,話は進んでいくのだが・・・ううむ,なんせこの辺は連載の方との関係もあってアレだな.今の一番にケリがついたあたり(というか多分ケリはつかないのだろうが・・・)でまとめ読みするといいかもシレン.

 それにしてもものすごい発刊ペースだなー.12月,3月ときて5月だもんな.まあアニメ化も決定したらしいのでこれからますますって感じなのだろうな.・・・個豹的にはこのまままっすぐ桑原本因坊も塔矢名人も塔矢アキラもばしばし倒していって,さっさと切り上げーって感じのほうが名作になりそな気がするけど,そうもいかんのだろうなあ.これ,30巻くらい続くようなマンガになるようなら,ほかのジャンプマンガ同様に 駄作になっちゃうな.
 まあなにはともあれ安定度高しってことで★★★☆☆.

 プロ試験編終盤戦.
 今さら結果を書いてもどうってことないだろうから書いてしまうと,ヒカル,和谷,越智の三人が合格.10巻のアレで伊角さんはプレーオフ待ちだったのだが,残念ながら・・・という具合.考えてみると伊角さんはこの巻,誰とも会話をしていない.ん,そりゃあできないだろうけどさ.しかも第95〜96局の伊角さん・・・くくうっ,泣けるぜ.っていうか,やっぱ伊角さんだ(←おい).
 それにしてもずっと気になっていたのだが,合格の可能性がゼロになった人ってのは,最後まで試験に参加するものなのだろうか?や,院生はともかく,外来の受験生,とくにトシをとってる人なんて,合格の目がなくなったのならもう試験を受ける意味がないんじゃないのか?それなのに,例えば第93局の121ページ一番上のコマ,ヒカルの後ろにいるのは間違いなく外来の椿だ.彼は21戦目くらいで完全に合格の可能性がなくなって,んでもってヒカルをバイクに乗せる,なんてな描写があったし,それになにより対局するメリットって・・・まあ強い相手と打てるというのはメリットのひとつかもシレンが,それにしてもなあ.普通そゆもんなのかね.
 まあとにもかくにも次巻からはプロ編か.っていうか,本誌連載の方は今現在大変なことになってるみたいだな.なんだか生き急いでいる気がしなくもないが,なにはともあれ今後にますます期待,と.

 ところで今回の表紙は間違いなく越智たんだろうと踏んでいたのだが,なぜかヒカルと佐為.まあ越智たんはかろうじて背表紙だったのだが,それって考えてみたら10巻の伊角たんよりも扱い低くねえか?まあ,どうでもいんだけどさ.

 たしか今月発売だよなーという認識はあったのだが,昨日の帰りに寄ったコンビニで発見してそのまま本屋へ直行.や,せっかく最新刊買うのに,コンビニの手垢にまみれたヤツはイヤじゃないですか.なのでちゃんとビニ本になってる本屋さんで購入(←「ビニ本」て・・・)
 表紙(背表紙?)は越智か?と思っていたのだが伊角さんでした.まあ内容を改めて見ればそうかしらね.越智は11巻かな.ってことでその内容はプロ試験本戦中盤戦,その伊角とヒカルの対局とその前後といった感じ.伊角がナニしてヒカルが動揺して,でもヒカルは1敗で立ち直るが伊角はちと引きずりつつも・・・という展開.なるほどなるほど,くろひょうは連載時この辺をちょこちょこ読み飛ばしていたので,この終盤に来て星勘定が曖昧だったりしたのだが,こうしてちゃんと追ってみるといろいろ納得.この巻の最後の方で塔矢が越智に『あの一局』を見せて今に至るって感じか.それにしてもこの巻の最初と最後で伊角の顔は随分変わったよなー(笑).

 しかしこの辺に来たらぼちぼち碁の内容に踏み込んでもいんじゃないかなーって気がしてくるな.いや,くろひょうはもちろんのこと,おそらくこのマンガの読者の9割以上は碁の内容を説明されてもついていけないのだが,しかしここまで内容に関しての記述がないと,なんとなく説得力に欠けるような気がしてしまうのだ.例えば79ページ最後の二コマ.越智はヒカルと伊角の局面をぱっと見て「伊角さんの方が優勢」といっているのだが,読者にとってはその盤面のどこがどういう風に優勢なんだかよーわからん.せめてヒトコトフタコトの説明的なセリフがあってもいんじゃないかな,と思うわけだ.第85局の伊角-越智戦もしかり.単行本未収録分だけど先日のヒカル-越智戦もそうだよな.心理描写のセリフだけでなく,簡単な局面解説的なセリフが欲しい.それを読むことによって読者を「分かったような気にさせる」ってのも大事だと思うんだよなあ.
 次巻は3月になるかな.この巻と次巻を続けて読むと萌えそう燃えそうだな.うむッ!

 ちなみに本誌連載の方の今週は・・・や,書かない方がいいよな,きっと(笑).

 ★★★☆☆

 いやーん♪萌え萌え〜★(←誰か殴ってくれ)

 たまらず仕事に行く前に本屋に寄って一気に最新刊までコウニュウ.むっはー.速い展開で9巻の最後あたりでプロ試験本戦突入.越智が絡んできそうなニオイをさせて引き.ちなみにさきほどラーメン屋で最近のジャンプを読んだトコロでは,ヒカルは和谷と越智の二戦を残して両方とも勝たなきゃまずいってあたりか.いや,これは最新号じゃなかったかも.ううむ,やべえ.

 しかしこれほど惹きつけられたマンガってのも珍しい.いや,マンガをお読みにならない方にはよくわからんかもシレンが,このマンガはほんとに面白いぞ.くろひょうというと仕事柄 PC 周辺に詳しいのはもちろんだが,風説ではアニメ通であるとか,はたまた神の一声にもっとも近い平成の歌王子(←まだそゆこと言うか)とか,得意そうなものがいくつかあるのだが,自分ではマンガが一番深いのではないかと思っている.(←ちなみにアニメ特撮にはまったく詳しくない・・・・・・ツモリ)なにせ考えてみればマガジンなんかはかれこれ20年近くの間,1週も欠かさずに読んでいるし,青年誌だと創刊くらいから読んでいるモノも多い.や,もちろん手を出すのはもっぱらメジャーな週刊誌ばかりで,オヤジ系やマイナー誌,ましてや同人誌なんてのはまったく無縁だ.が,メジャーしに関してはある程度詳しいつもりだ.浪人してるときは予備校も大学もない田舎町で宅浪だった関係もあって,マンガと犬だけが友達だったからなー.あ,あとイレブンPMのうさぎちゃんと(笑).そんなくろひょうが,単行本を一気に全巻そろえてしまうくらい,そのくらい面白いのだ.・・・といってもわからん人には伝わらないんだよなあ,こゆのって.

 しかし冷静に考えてみると,くろひょうがこの「ヒカルの碁」に惹かれた理由がなんとなく分かってきた.このマンガ,ジャンプ的というよりはマガジンの王道に近いのだ.
 最初に圧倒的な強さを持ったライバルが現れて,それにフロック(またはそれに近いカタチ)で勝ってしまい,ライバルに火がついて互いに意識しあいながら高まっていく・・・って,そんな感じでしょ?それって古くからのマガジンの手法じゃないですか.一番身近なところでは「はじめの一歩」だ.うむ,考えてみればおおまかなスジはよく似ている.最初のスパーリングでは根性で宮田のカウンターに耐え,二度目のスパーリングではジョフレで宮田をKO.これが宮田に火をつけてしまい,一歩も宮田を追うようになる.ほらね.違うのはやはりターゲットとなる年齢層のせいもあってか,微妙な味付けがそれぞれマガジンとジャンプだというあたりか.
 まああと,決定的な違いは,連載期間の長さのせいもあるけど,一歩は大きな挫折を経験しているけれども,ヒカルにはまだそれがないってことか.でもこれからプロになることを考えればまだまだこれからでしょう.そうそう,まだまだこれからなんですよ,このマンガ.そういう意味でも非常に楽しみだ.

 てな具合なのでまだの方は是非一度読んでみることをオススメします.とりわけジャンプを毛嫌いしているような方はぜひ.

 それにしても早く続きが読みてーぞ.
 早ければ来月か,はたまた再来月か.

 ★★★★☆

 ええ,買ってきちまいました.それがですねー,行った本屋さんで7巻が売ってなかったのですよ.8巻はあったんだけどね.こゆのってめちゃめちゃ悔しくないです?んでもって7巻を手に入れたときには8巻がなかったりしてむきーっ!ってなこと,よくありますわ.でもなー.先に8巻読んじゃうとなー.
 それはともかく,6巻は院生のレベルの高さを知るヒカルと,塔矢のプロ初対局.ここまでの展開の速さと比べるとやや停滞気味なフェーズだが,塔矢の対局がヒカルを奮い立たせて,ヒカルの成長を促してってカンジで・・・うはーッ!くそう,続きが読みてーぞっ!明日またほかの本屋さん行ってこよっと♪

 ★★★★☆