ギリッと引き締まった空気、さえざえとした夜空、そして自らが選んだ
道具たちのスペックを改めて確認しつつほくそ笑む。さあ、11月。
野営エンスーの方々のお楽しみシーズンもすぐそこまでやってきています。

おかげさまで当方の暖房訴求も少しずつながら認めていただき、
薪ストーブKen-Gはじめ暖房器機のお引き合いも増えております。
が、あえて今こそご注進。テント/シェルタ内での暖房は常に火災/火傷や
CO(一酸化炭素)中毒のリスクを伴います。
ご本人、ならびに周囲の安全確保を最優先に据えることをお忘れなく!

極端な例ではありますが、山火事を起こして責任って取れますか?
また、親しい人がベロッと火傷して、病院代だけ払ってあげればOK
だと思いますか?
責任って、ホントは独りでは負いきれないことの方が多いですよね。

それこそ無責任な話ではありますが、私どもとしても器機故障について
修理等にお応えすることは無論可能ですが、各位トラブルの補償までは
できないのが実情です。

“暖房焚いて、楽しみつくしちゃろう!”とまで考えてるほどの方ならば
「人に迷惑かけなければナニしてもいい」なんてイナカヤンキーみたいな
安易なことを言ってちゃダメですよ。安易な行動は安易な模倣を
生みかねないのも危険です。
「人に迷惑をかけない責任」に矜持を正して、楽しんでまいりましょう!

なお、本サイトや当日誌で何度もアナウンスしているので今更蛇足ですが
排気構造を持たない、オープンな炭の燃焼は完全燃焼していてもCOを
多量に排出していますのでテント/シェルタ暖房には向きません。

押忍 快速旅団