團長日誌

今年の春前、ちょうどHog s’をリリースした頃に「ハッチ上に煙筒を持ってくるようにしてみては？」というアイデアをいただいていたんだけど、その時点では「吸気と排気が直近だと恐らく燃焼にムラが出るだろう」ということで一旦ボツ。
しかし昨日の中子工作で、吸気～燃焼～排気の流通が想定通りとなるならハッチ上に煙筒というスタイルもアリという気がしてきた。特に奥手で燃焼が最大になって天板を熱することで調理効率を上げることと、ストーブ配置の自由度が高まるだろうこともメリットになるか、と。…飽くまで仮説通りなら、って前提ではあるけど。

Hogは構造的に煙筒位置変更がラクだけど、Ken-Gだとどうかと思って試してみたのが写真。一応“カタチ”にはなるんだけど、単純に前後変更しただけでは中子がキッチリ固定されない。固定方法とともに形状もそれなりに加工が必要になるとは思う。まあ、まずはHogで試してみるべし。

写真は先の日曜、クジラを冬季預けに出しに行った際の途上で一枚。今シーズンはバッタを入れたこともあるけど、クルマで十勝岳PA行が多かったのもあってあんまりクジラとKikkerに乗れんかったなあ。そもそもバッタは冬用に入れた筈なのに、割と手入れが横着できるもんでちょっと出るのにはバッタばかり乗って稼働に偏りが出てしもうた。。。

「来春にはいつから泊りで乗り出せるものか…」なんて考えてるとまた次の春イチに飛行機で南下してレンタでチョロチョロ、っていう妄想が湧いてきた。仮に福岡空港の近場で400ccを3泊借りて2万円弱。初日福岡泊、次いで行橋(ゆくはし)で三徳ラーメン後外泊、折り返して空港の近所でも外泊、という行程なら飛行機のダイヤにも合いそう、なんて。

年に一度はこの手の妄想で時間喰ってしまうのはいかがなものかとは思うんだけど、まあ…ある種の夢ではありますわなあ。

寒くなってからの外泊で朝食に多用するのがカレーヌードル。朝イチ速攻で体を温めるのに重宝してる。と、「棒ラーメンでもカレー味があったら便利かなあ」と思って検索してみたところ、棒ラーメンの代表格マルタイさんからリリースされてるのね。
ともあれ取り寄せて早速調理。味はソバ屋さんでいただくカレー南蛮っぽい。よく言えばさっぱりした辛さ、悪く言えばもう少し刺激がほしい感じかなあ。通常の棒ラーメンよりも増量している、とのことなのでエリンギと冷食唐揚げを投入してさらにカサ増ししつつコンビニおにぎりとともに二人分のまかないとしてみた。

カレー味の調味料は結構多めなので、夜カレー鍋→朝ラーメン+ソーセージぶっこみ→おにぎりオジヤ、みたいな使い方ができたらモウケモン。しじみエキスで知られるオルニチンを豊富に含んでいるらしいので二日酔いの朝にも効く…と、ありがたい。

昨日は夕方から雨。でも今日の予報は回復傾向とのことだったので、あわよくばバッタに一式積んで北村でも、と準備。昼過ぎてPig stvに合うように薪を準備し終わるかどうか、といったところでパラパラ雨。天気雨かよ…、と思ってたら本降りに。
15時過ぎてようやく雨は止んだけど、さすがに夕暮れにかけて出動する気にもなれず。「仕方ねーなあ、、、また店の隣の空き地泊にすっか」と見に行ったところ地面はグッチョングッチョン。ダメだこりゃ、ワウワウワー。15時過ぎたところで回復し始めてるわけだから「予報でウソこきよって！」と憤るわけにもいかず、煮え切らんなー。

写真は腹立ちまぎれ(？)でKikkerに一式積んでみたところ。赤い袋に薪とPig s’本体、ペリーヌパック上部に煙筒まわりを100均袋に包んで固定。Pig s’の試用もあと二三回はしたいところで、あんまり引っ張ってらんない。平日だろうが隙あらば隣の空き地泊ってことになるかなあ。

昨夕お出かけならず、で晩方の時間を余したので栗山の100均へ。Pig stvをザクッと仕舞えるトートがあれば、という思惑。とりあえず二三選んで買って帰ったんだけど、考えてみればPigの仕舞は煙筒の仕舞長に合わせて270ｘ160ｘ約10mm。
「これだったらペリーヌパックにも収まるんでは？」と改めて寸法を見ると主気室で300ｘ200のマチ130。して、今日になって試してみるとスパッと収まる！ 余分な空間には小径クッカーを収めることもできてあわよくばガスstvも入れられそうな勢い。変形が心配なのであんまり腰でギュッとは締められないけど、こいつぁちょっとスゲーど。シェルタ／寝袋はドライバッグで運ぶとして後は薪を運ぶのに背負えるような袋があれば、と折り畳みダッフルを手配。…と、ごく個人的にエキサイト中。

写真は2stの親方Aさん。今年は初雪もまだで“遅い冬”ってことになりそうだけど、さすがに単車でおいでになる方はそろそろラストかもなあ。

最近プロバイダ「Toppa!」からのメイル「・・・(at)hb.tp1.jp」にてお引き合いを
いただくこともあるんですが、どうやら当方とのメイルやりとりができない状況に
あるようです。調べてみたところ、「Toppa!」との連絡不通は結構あちこちで生じて
いるようでして、「迷惑メールチェック機能の設定」から ryodan(at)kaisoku.org との
やりとりができるよう設定いただくのがよいようです。

或いは電話(0120-344-108)にご連絡いただいて ryodan(at)kaisoku.org を
迷惑メール解除依頼する方が対処としてはより速い、という情報もあるようです。

上記が難しいようでしたらYahoo、Gmail、Hot mail、携帯いずれかのアカウントから
ご一報いただいた上でやりとり、という段取りに進ませていただけたらと思います。
その際、上記フリーメイル・携帯メイルはそれはそれでスパム落ちやPCメイル不通の
可能性がありますので当方からのメイルが受信できるよう設定お願いします。

受注を受ける側から連絡方法を指示する、というのも傲慢な話で恐縮ではありますが
プロバイダ側として「第三者からの依頼により設定を変更するわけにはいかない」
という事情もありますもので、上記ご留意いただけたら幸いです。

かつて触れたプレミアムエアマットが到着(写真左上のカタマリ)。思ったよりも小さく、量ってみると485gとこれも思惑以上の軽さ。メイカーサイトを再び見てみるとコッソリFull Seasonsの表記が消えてるけど、80mmの厚みがあればまず0℃くらいは大丈夫だろう、という見込みは立つ。

して、果たしてこれが-10℃くらいまで使えるものかモニター募集します(2名)。0～-5～-10℃と経過を追いながらウォッチしていきたいので道内ユーザーさんにお願いしたいところです。ご希望の方はコチラからダミー発注の上「マットモニター希望」とご連絡ください。

写真は同時にモニターをお願いしようと考えている、ポンプサック試作と銀Tyvekによるマットカバー。これらを使いつつユーティリティのメドを探っていただけたら、と。なお、上記三点モニター提供にあたって￥6,300と送料をご負担いただくことになります点、ご了承ください。

しばらく続いたグズついた天気も少しく安定した感じになったのでPig stvテスト再開。今回はキャンパーズコレクションさんの廉価ドームにて。ドームならではの低く構えた形態なので煙筒1mで火の粉噴出の様子を見てみよう、という思惑。
インナーは使わないのでナイロンテープでフロア治具を作ればいいんだけど、留め具の処理が面倒なので純正インナーの蚊帳部分をバッサリカットして床のみ流用。Stvの配置箇所や短辺サイドがフライからはみだす部分は現物合わせでカット。ちなみに床素材はドカC系。

とりあえずテンションバランスが崩れるようなことはないけど、使ってる最中にどこかがパツンとイったりする可能性もないではないからちょっと冒険な感じ。でも、逆に按配がよければフロア治具をちゃんと作ってこの冬かなり重宝することになるかもしれない。

昨日は夕方から隣の空き地泊。久々のドームテントは一言で言えば良好。インナーなしで結構な床面積となるので動きが自由なのが楽しかった。Pig stvは20℃前後で三時間運用。遠赤外線の効果か、数値以上に直感的な暖かさがある。低めの煙筒は火の粉の飛散が心配だったけど結果として想定よりは少なく、目に見える穴は2か所。
ついでにプレミアムエアマットも試用。背綿ナシのマットイン寝袋で使う分には0℃くらいまでという感触で、銀Tyvek併用してもう少し様子見要。AI-102はカメムシ対策にフェイスネットを閉めて寝たもんでシェル内の結露が多めだったのがちょっとイラッとした。

前に使ったシェルタと今回のドーム、冬場にコタコタに使い倒すのにはよさげなので「ウチでも扱わせてもらえたら」とメイカーさんに打電してみた。ど～だろ、「量販店以外には卸さない」とか言う話じゃなければありがたいんだけど…。

Pig stvの最終的なテストでまたもや隣泊。「今回はそこそこ容量のあるシェルタで」という考えと、「次にHog中子付きの試用が控えているのでその比較に」という考えで旧Simple使用。まあ、型オチだから少々強引な運用をして孔があいても腹が立たないし。

パッキングは30Lザック／ボストンに幕体や寝袋といった居室関連と水1.5L、ペリーヌパックにPigや調味料等、先日購入したロールバッグに一泊分の薪、と。久々にザックを使って結構余裕があったので今回はガス機も併用。あとは夜／朝の食材とワインを持ち込むばかり。

あと、前回の隣泊で試用したプレミアムマットについて「ビームの通り具合から言ってマットイン寝袋よりは通常の背綿のある寝袋の方が効果的なのでは？」という気もしてきたのでもう一回銀Tyvekナシで使ってみる。寝袋はオーソドックスに使いまわせる280g。