いつだったか冬日になる頃、泊まりに出た際にタテ長のクッカーを使って給湯しようとしたところひどく時間がかかってしまったことがあった。そのときはアルミ製だったこともあって、空冷エンジンよろしくクッカーの胴が冷却されることでハカがいかないんだろうと思った。
と、そんな経験からヒラ鍋とタテ鍋で給湯の効率は違うんでないかと考えるに至り、新stvのテストかねがね比較してみた。して、戸外500ml給湯にヒラ鍋3分ジャスト(ガス10g消費)/タテ鍋3分50秒(15g)と結構な差が出た。季節的にタテ鍋の胴が冷やされてというよりは単純に熱を受ける面積の差なんだろう。まあ…考えてみれば当たり前っぽい結論ではあるか。

もう一つ、風除けの有無で比較したがこれは30秒(2g)程度の差。ただ、風除け本来の効能とは別にストーブ周りにかなりの暖気を貯めることに気付いた。特に冬場のガス缶冷却→出力低下を防ぐのに効果が得られるようならコレはコレで何かとラクできそうな気がする。

押忍 快速旅団

【このトピックへのコメント】
  •  ヒラ鍋派のわたくしとしては、わが意を得たりって感じです。

    タテ鍋はパッキングしやすそうなので人気なのかも、と思っています。または、一部でのウルトラライト派で流行った、樽型ハイネケン缶を流用したポットが元祖のような気もします。

    タテ鍋は熱気が側面をなめる感じで、一見、熱効率はよさそうすが、適度に炎を調節できるのであれば、炎の熱量の全てを受け止めるヒラ鍋にはかなわないと思います。

    ノンスティックの深型フライパン(と蓋)があれば何でも出来そうな気がしてしまいます。
    (2015-06-16 22:03:47)
  • Gen.
    リュックへのパッキングでは確かにタテ型に利がありそうですね。何かと同梱もしやすそうだし。
    対流の仕方の違いも給湯時間に差が出る原因なのかも、という気もしているところです。

    オーソドックスなヒラ鍋ノンスティックの選択肢が減ってきてるのはちょっと厄介ですねー。

    Gen.
    (2015-06-17 13:50:07)