2010頃に取り扱って結構好評だったトレイルドロップ。廃番になって自前の個体も電池切れ…ってところで交換に出したら「寿命だね」と言われて泣く泣くお蔵入りになっていた。と、先日倉庫で発掘してあきらめきれず、別な時計屋さんにお願いしたところ見事に復活。聞いたところ「時計そのものよりも適合電池の流通がひどく絞られているために先の時計屋さんはネを上げたんだろう」という話だった。何にしろお気に入りなので嬉しい。
腕時計を見るためにいちいちJKTのカフスをゆるめるのが面倒なところ、胸にブラ下げておけば即アクセス! 加えてもう一つの目玉が温度計。雪中泊での取り回しが面倒な温度計もコイツで胸前の温度は把握できるから簡略化できる。腕時計型と違って体温の影響を受けないのがミソ。

…ふと「温度計付のラジオっていうのがあれば便利じゃね?」と思って調べてみたら“変態ラジオの雄”アンドーさんから出ていた。精度はあまり期待できないけど、魔が差したように購入へ。

押忍 快速旅団

「オガライトのチクワ孔に火バサミを刺して扱う」っていうのを形にしてみたのが先の12月。実際に使ってみてコレがなかなか按配いい。ただ、何せ火バサミの加工がヤッツケだったものでオガライトをくべた後、抜き去る際の滑りがあまりよろしくないのが泣きどころ。
「滑りをよくする、っていうんなら火箸を使えばスムーズになるんでないか?」と考えて調べていたところ、練炭ハサミというのも検索にかかってきた。はさめばガッチリ、抜くときにはまさしくスルッスルでこりゃよさげ。力を加えやすい構造なので「オキになったオガライトを砕く」っていうのも可能だとさらにヨシ。ただし鉄製なのでナマされてしまうんでないか、という点が懸念される。赤熱させるほど突っ込みっぱなしにしなきゃ大丈夫…かなあ。

ついでながら、写真で下に敷いているのは一昨日使ったフリース生地の余りで作った雪っ子ちゃん袋。金具や成型突起でガチャガチャするのを一応まとめておけるものにはなった。

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西日本にかけて強烈な寒波に覆われるとの予報。巷では「大雪が降るか降らないか」でアタリハズレを評価する向きが多いように見受けられるけど、むしろ用心すべきなのは明日、明後日の夜明け前の冷え込みによる水道凍結だと思うております。そういった意味では今日、日が出ていた地方ほど放射冷却に要注意。集合住宅は大丈夫だと思うけど、一軒家の方は特に。
水道管が凍結破裂しようもんなら修繕2~3万円コース。しかもヨソの修繕でなかなか来てくれず、「ダダ漏れのまま業者待ち」って目も当てられんですよし。一番簡単な回避方法は風呂桶に細~く水を出しっぱなしが吉。一箇所“動いている”だけでかなりリスクは低減されます(水道代別途)。

写真は今朝歩いていたところ、赤いホンダと青いヤマハの除雪機が実動整列していた様子。こんなところでもYH戦争。ヤマハもなー、2st/200cc/20馬力、30万円くらいで100㎏以下の軽量モデル出してくれたらいいのに。…って、そりゃないか。

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Mobile Kさん、Okさんと調整して本日は当別の某所でプチバッカン。前に一度連れて行ってもらったのは3月で雪がそれなりにしまっていたためにぼこぼこウォッシュボードにネを上げかけたんだけど、今回は雪質が良くて走りやすかった。天気も良好、雪遊び日和。
コケさえしなければどうにかついていくことはできるんだけど、一度コケると心身のダメージが大きいのが困りモンではある。写真はダムの土手をガーッと登ってみてスタックしたところ。それなりに坂だと少々埋まっても谷側に転がすことで脱出にヒイヒイ言うことはない。

片道10kmくらいのアップダウン。前回よりは走れるようになったとはいうものの、立ち乗りの際にはハンドルを引き付けたり抑え込んだりでまだまだ力が入り過ぎているんだろう、引き返す頃にはヒジの軟骨がコリコリしてるような感触があまり気持ち良くなかった。まあ…精神力の強化かねがね河川敷等でカゲ練をまた重ねていくこととしよう。

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写真はV誌でお世話になっているセキジマさん。冬季北海道ツーリングの取材という体でおいでになって、ついでに夕張にも寄ってくださった。して、せっかくなのでということでスノウバイクの試乗にもチャレンジ。冒頭、新雪の上で乗り込むっていう慣れない所作に一汗二汗かいたものの、“走り出しさえすれば快調”というキモを掴んでナイスな表情。
まあ…例によって動画を撮影した中での一コマ切り出しなわけだけど、天気がいいとコントラストもハッキリしてまあまあカッコのついた絵になったんでなかろうかと自己満足。オープンフェイスなのも功を奏したか。夏場の“お客さんお見送りカット”に近いイメージなのがちょっと楽しい。

昨日今日と走り回って、水曜は午後からExp.合キャン。さらに来週の水曜には出張営業でYZ持ち出しとここにきてスノウバイクは大活躍。1月中にはDukeの件も多少なり話が見えてくるかもしれず、来季のことも視野に入れつつアピールに精を出して行きたい。

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4つ折りQua Lite Cotテスト中。これまでに二夜過ごして試作としては剛性に不安ナシ。ここからは量産試作を準備してさらに強度の様子を見ていく段取りとしたい。トップシートについては夢殿等でお世話になっている縫製の親方に相談するとして、可能であれば道内のパイプ加工業者さんに相談できたら、という思いもあり。うまくすれば“道産コット”ってことになるわけで…。

テストに際してはAI-102にD社のオレンジマットを貼り付けて使ってみたんだけど、コットの上では20mmそこそこのマット併用でもまるでベッドで眠っているような錯覚を感じた。横寝でうずくまるような姿勢を取ろうとした際にフレームに触れて「お、おう。コットで寝てんだっけ」と気付く程度。ひとつにはAI-102のピローケースで枕の位置が安定しているのがよかった。
AI-102はしばらくラインアップが虫食い状態になっていたわけだけど、ようやく再生産のメドもついて近日また勢揃いできる予定です。よろしければご検討いただけたら幸いです。

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朝のうちやや強く雪が降ってあやぶまれたものの、午後になって好転。本日これよりしばしば相方を務めてくださるOkさんとExp.合キャンにて近所のグラウンドへ。まあ、今となっては他モデルのスノウバイクでテント泊に挑戦している方もおいでだから目新しさは今後薄れていくだろうけど、薪ストーブで暖房宴会っていう点がエポックといえばエポック。
言ってみれば複数人員による雪上泊テストといったところだからあまり走行には重きを置いていないんだけど、今回の外泊がうまくいったら3月の日が長くなってきたところで少し奥地まで走ってから泊まるのも楽しいかもしれない。…クマが冬眠から出てくる前に。

バネ鋼Pig stoveはこれまでの試用で安全性や変形の傾向をつかめてきたので今回のテストでは少し薪の量をセーブしてみたい。して、次は居住容積の小さい庵/I-oriでどこまでケチれるか様子を見て、そこで量産の判断としようかという腹積もり。

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昨夕出動のグラウンド泊、「夕方から曇り」の予報で冷え込むことはないかとタカをくくっていたが結局晴れて放射冷却。気温計の記録では-15℃となっていた。04時くらいに寒くて一度目が覚めたけど、総じて寝ている間に底だったようだからあんまりシビアな状況にはならなくてよかった。
ちょっとした小ネタは参天写真館に寄せておいたのをご参照いただくとして、今回のテーマの一つとして考えていた燃料の節約についてはマズマズ上手くいったように思う。持ち出したオガライトはのべ200cmで消費したのは170cm。ちなみに前回の隣泊で持ち出したのは240cmだったから3割がた節約できたわけで、次の庵/I-ori泊でのさらなる向上が楽しみになってきた。目標は140cm!

写真は撤収後、少し周回したところをOkさんに撮ってもらったもの。起床時に晴れていたのが徐々に曇りはじめ、昼前から吹雪とは言わずとも横殴りの雪となってしまった。撤収時に降ってなかったのはラッキー。

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昨日の昼前から降り始めた雪はそのまま降り止まず、今朝の時点で40cm。ここしばらく大して降ってなくってハッチャキの雪投げは2週間ぶりではある。一昨日時点での積雪量は平年と比べて半分以下だったから、「そんなもんといえばそんなもん」という心持ちで粛々と雪を投げたった。
作業を終えて気象情報で道内各地の映像を見ると、意外と穏やかだったのにはちょっと拍子抜け。して、予報士さんが一言「総じて穏やか、ただし夕張では40cm」とアッサリ片付けられてしまった。まあ…全国的に大荒れだった頃に割と穏やかだったからツケが回ってきたのは仕方ないけど久々に味わう“残され島”感ではある。イヤ、明日からまた関東を始めとして雪っていう予報ではあるからむしろ雪の先鋒隊といったところか。

あわよくば滑りにいっちゃろうか、なんて思ったけれど降り止む気配がミジンもなかったので断念。結局日中も延々降り続いて、のべ60cmくらい降ったってことになるかもしれない。

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松本零士先生の作品に「鉄の竜騎兵」っていうのがある。簡単に言えば「単車とサイドカーで機関銃をブッ放しながら戦う」という内容。して、先のグラウンド泊でOkさんと宴会しながら「スノウバイクでドッグファイト、っていうのをやってみる?」という話で盛り上がって、構想を立ててみた。
基本的に銃器は揃えてフェアに、というわけで候補は写真の東京マルイ・ステアーミニ。10歳以上用のほぼほぼ豆鉄砲だけど、お安い割に装弾数が170発っていうのが好ましい。何より、乾電池駆動なので低温に対応しやすそうなのもいい。恐らく射程は知れてるだろうから、かなり命中させづらそうなのもクラシックなドッグファイトっぽい。…ホントに楽しいかどうかは実際にやってみないとわからないけど、まあ、脳内では相当楽しそうではある。

スノウモービルや他の走破性重視のスノウバイクだと河川敷でグルグル回っても楽しくはないだろうけど、そこはそれ“旋回のExp.”ならではの愉しみとなるかもしれない。

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先日ドカッと降ったこともあり、今日は自宅周りの雪の整理をしなくてはなるまいということでスノウバイクはお休み。その代わりと言ってはナンだけどMt.レースイに滑りに行った。夜の間は降ることなく、明け方5cmくらい積んだので圧雪をかけた上に新雪の筈。30度40度バーンに入らずとも20度バーンで新雪を喰うことができるだろう、っていうのがオイシかろう、と。
レースイは主に西側に開けたコース取りなので、朝日が出るとちょうど日光を背負うような形で滑ることになる。なので、上手く陽射しを捉えることができたら自分のスプレーの影を見ながら滑ることができる。…というより、自分の影を見ながら速度・進路を調整して「ココぞ!」というところでスプレーを上げてウットリ、っていうナルシシズムに浸るのが醍醐味でござる。

日曜で天気が良くって、ってことでいつもよりもお客さんは多く、バーンの賞味期限が短いのはやむなし。大人しく昼にはアガって昼食、後、念入りに雪投げして今日は終わり。

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