飛行機や鉄道を使う際には本を読むのが好きな時間の過ごし方。先の東京行では飛行機の中で一冊読み切ってしまったので何か追加を買わなくては、と浜松町の駅ナカにある文教堂書店に入った。したところ、間口の狭さとは裏腹にスゴイ広さ。北海道では古本屋の方が在庫豊かな吉村昭の作品もたくさんあって少し興奮気味に重松清の短編集と合わせ二冊購入した。

地下鉄で移動していた際には自分の周囲に5人乗っていてそのうち4人はケータイ・スマホに集中していたところ、一人の女性がとある長編大作を読んでいてその居住まいの良さに何だか心を惹かれる気分になった。もちろんケータイ・スマホを悪く言うつもりはないが、デジタルな情報とは違って“作家さんの世界観”が凝縮されている点で本っていうのは色褪せしにくいメディアだし、その魅力が枯渇していない東京って街はやっぱりグレイトだと思った。

写真は本日お越しのGSさん。荒天は船でかわしてその後自走で南下。

押忍 快速旅団