昨秋から取り組んでいた二十九試stv、紆余曲折しながらもサンプルアップ。まずはCADの親方に感謝。従来からの改良点としては、第一に組みバラシをさらにしやすく/変形しづらい素材と構造/ガラスドアの導入/中子組込。天板からバラせるようにしたのは灰の後始末がしやすいように、夏場には炭グリル・焚火台として使う目論見でもある。
寸法としてはワイド五徳の上で最大化できる容量(約280mm長)、仕舞時はワイド五徳にツライチで収まるものにした。この点は「冬は薪そのものの運搬も必須」という土地柄にもよるもので、“太くて長い薪をガボガボに突っ込む”という使い方ではなく集成薪による高効率運用を想定している。
この後、1200℃耐熱コーティングの行程へ。次の秋まで試用の上で量産を判断する運びです。

押忍 快速旅団