今朝歩いているとススキが随分伸びていることに気が付いた。その向こうにはすっかり赤いナナカマド。もう逆戻りすることなく秋は進行中、という様相。来週には10月で紅葉を待つばかりといったところか。若干の寂しさはあるものの、秋は秋でどう楽しむものか考えるのも悪くはない。
踵を返して歩き続けていると顔なじみの父さんが先行して歩いている。いつもイヤホンをしている人なんだけど、鼻歌ならぬカラオケなみの声量で「瞳をとじて」を歌っている。追いすがりざま挨拶をして、さすがに一瞬声量は落ちたものの2~3m離れるとまた盛大に歌う。カラオケ大会の練習?
ともあれ、人とすれ違うことの少ないこの道で遠慮なく歌いながら歩くっていうのは悪くないゾ。なんだか感銘を受けて自分も声を出して「燃える赤ヘル僕らのカープ」をフルコーラス歌いながら歩いた。

押忍 快速旅団