ソチでは五輪に続きパラリンピック開催中でここんとこ帰宅後にはスカパーで競技を見ることが多い。パラリンピックと言えばチェアスキーが象徴的なわけだけど、一昨日昨日と見たのは主に視覚/四肢障がい選手によるクロカンと回転。競技の様子はチェアスキーで見られるマシンの精悍さとは打って変わってひたむきにゴールを目指す姿の群像で心を打たれる。…というよりキッツイシゴキを見ているようで「そこまでせいでも…。どんだけスポーツが好きなのよ」という気にもなる。
五輪が「力と技の発露」というならパラリンピックは「実体化した根性」を目の当たりにしているような心持ち。特に五輪の方では何かとグレイな部分を感じさせられることもある一方、むしろパラリンピックの方にスポーツそのものの魅力が凝縮されているようで勝負の機微は清々しい。

写真は今日の出勤途上。ご近所の屋根が雪庇とツララで“鬼の牙”のような状態になっていた。兵隊まめたん、喰われてまうどー。

押忍 快速旅団