御嶽山の噴火は「眉くもらせる」というレベルをはるかに超えた災害となってしまった。特に登山を楽しんでらした方々が多く被災されたこともあって、アウトドア業界の端くれにいる自分としても「こうなるともうヒトの責任を云々することすらできない脅威」に戦慄せざるを得ない。被災された方々には気の毒と言う他なく、事態の早い収束を祈るばかりです。

夏が過ぎて、いわゆるイイ季節。夏とはまた違った盛り上がりを見せていく状況にはあるわけですが、アウトドアの楽しみはともすれば自分のコントロールを超えて危険な目に遭う可能性もはらむものです。皆さん諸般お気をつけて楽しんでくださるよう切に願っております。

写真は紅葉の見頃が間近のレースイ山。おだやかな美しさを見せる山並みもこの後確実にやってくる厳しい季節の前章に過ぎず、という考えがもたげてくるにつけ沈鬱な気持ちが入り混じる気分です。

押忍 快速旅団