野球もラグビーも終わって時間に余裕ができて、最近ではスカパーを中心とした録画を見ながら晩酌することが多い。昨日は「鉄道員(ぽっぽや)」を見て一昨日は「ワイルド7」を観た。
「鉄道員」は99年の封切りを映画館で観て20年ぶりってことになるなあ。かつてはロマンチックではかない悲劇という風に感じたっけ。が、今や映画の舞台に極めて似通った廃鉱・廃線・人口減まっただ中の北海道内陸住まいでより深く感情移入できた。ジンワリとした余韻よりも「それはそれとして結局はまだ頑張らんと、ってことなんよなぁ」という感慨が滲みわたる。
もう一本の「ワイルド7」は望月三起也作品のムチャクチャ感をよく踏襲していたように感じて、この手のドカバカ映画としては珍しく心に残った。エンディングのオフショットつなぎが一服の清涼剤。

押忍 快速旅団