「小畑健」(検索対象:タイトルのみ)の検索結果

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 奥さん(←誰だよ),ついに買っちまいましたよぅ.
 いやー,外出してちと時間があったのでちょろっと寄った本屋でうっかり購入.や,このときは3巻までしか買わなかったのだが,読み出したら止まらなくなってお客さんとの約束をすっぽかしました.なんてな.さすがにすっぽかしはしなかったのだがおかげでちょっとチコクしてしまった.まあチコクはお手の物だ.わっはっは(←笑い事ではない).んで帰りの電車の中で3巻まで制覇して,どうしても続きが読みたくなって4・5巻も購入.さっきまで読んでてさらに続きを読みたくなってきたぞ.ううむ,続きはセブンイレブンで買えそうだなあ,うーむ.
 ジャンプは普段買って読んではいないために結構飛んでるところがあるのだ.で,続けて読んでみるとやっぱり面白い!佐為を追う塔矢アキラと,塔矢を追うヒカル,それぞれの思いがじんじん来る.たまらんッ!(※ショタではないぞ)(←当たり前だッ!)
 5巻の最後はヒカルが院生試験に挑むところ.んあー,院生になってからがまたさらに熱いんだよなー.・・・・・・やっぱり明日続きを買ってくるか?次号を待てッ!

 ★★★★☆

 ええ,買ってきちまいました.それがですねー,行った本屋さんで7巻が売ってなかったのですよ.8巻はあったんだけどね.こゆのってめちゃめちゃ悔しくないです?んでもって7巻を手に入れたときには8巻がなかったりしてむきーっ!ってなこと,よくありますわ.でもなー.先に8巻読んじゃうとなー.
 それはともかく,6巻は院生のレベルの高さを知るヒカルと,塔矢のプロ初対局.ここまでの展開の速さと比べるとやや停滞気味なフェーズだが,塔矢の対局がヒカルを奮い立たせて,ヒカルの成長を促してってカンジで・・・うはーッ!くそう,続きが読みてーぞっ!明日またほかの本屋さん行ってこよっと♪

 ★★★★☆

 いやーん♪萌え萌え〜★(←誰か殴ってくれ)

 たまらず仕事に行く前に本屋に寄って一気に最新刊までコウニュウ.むっはー.速い展開で9巻の最後あたりでプロ試験本戦突入.越智が絡んできそうなニオイをさせて引き.ちなみにさきほどラーメン屋で最近のジャンプを読んだトコロでは,ヒカルは和谷と越智の二戦を残して両方とも勝たなきゃまずいってあたりか.いや,これは最新号じゃなかったかも.ううむ,やべえ.

 しかしこれほど惹きつけられたマンガってのも珍しい.いや,マンガをお読みにならない方にはよくわからんかもシレンが,このマンガはほんとに面白いぞ.くろひょうというと仕事柄 PC 周辺に詳しいのはもちろんだが,風説ではアニメ通であるとか,はたまた神の一声にもっとも近い平成の歌王子(←まだそゆこと言うか)とか,得意そうなものがいくつかあるのだが,自分ではマンガが一番深いのではないかと思っている.(←ちなみにアニメ特撮にはまったく詳しくない・・・・・・ツモリ)なにせ考えてみればマガジンなんかはかれこれ20年近くの間,1週も欠かさずに読んでいるし,青年誌だと創刊くらいから読んでいるモノも多い.や,もちろん手を出すのはもっぱらメジャーな週刊誌ばかりで,オヤジ系やマイナー誌,ましてや同人誌なんてのはまったく無縁だ.が,メジャーしに関してはある程度詳しいつもりだ.浪人してるときは予備校も大学もない田舎町で宅浪だった関係もあって,マンガと犬だけが友達だったからなー.あ,あとイレブンPMのうさぎちゃんと(笑).そんなくろひょうが,単行本を一気に全巻そろえてしまうくらい,そのくらい面白いのだ.・・・といってもわからん人には伝わらないんだよなあ,こゆのって.

 しかし冷静に考えてみると,くろひょうがこの「ヒカルの碁」に惹かれた理由がなんとなく分かってきた.このマンガ,ジャンプ的というよりはマガジンの王道に近いのだ.
 最初に圧倒的な強さを持ったライバルが現れて,それにフロック(またはそれに近いカタチ)で勝ってしまい,ライバルに火がついて互いに意識しあいながら高まっていく・・・って,そんな感じでしょ?それって古くからのマガジンの手法じゃないですか.一番身近なところでは「はじめの一歩」だ.うむ,考えてみればおおまかなスジはよく似ている.最初のスパーリングでは根性で宮田のカウンターに耐え,二度目のスパーリングではジョフレで宮田をKO.これが宮田に火をつけてしまい,一歩も宮田を追うようになる.ほらね.違うのはやはりターゲットとなる年齢層のせいもあってか,微妙な味付けがそれぞれマガジンとジャンプだというあたりか.
 まああと,決定的な違いは,連載期間の長さのせいもあるけど,一歩は大きな挫折を経験しているけれども,ヒカルにはまだそれがないってことか.でもこれからプロになることを考えればまだまだこれからでしょう.そうそう,まだまだこれからなんですよ,このマンガ.そういう意味でも非常に楽しみだ.

 てな具合なのでまだの方は是非一度読んでみることをオススメします.とりわけジャンプを毛嫌いしているような方はぜひ.

 それにしても早く続きが読みてーぞ.
 早ければ来月か,はたまた再来月か.

 ★★★★☆

 たしか今月発売だよなーという認識はあったのだが,昨日の帰りに寄ったコンビニで発見してそのまま本屋へ直行.や,せっかく最新刊買うのに,コンビニの手垢にまみれたヤツはイヤじゃないですか.なのでちゃんとビニ本になってる本屋さんで購入(←「ビニ本」て・・・)
 表紙(背表紙?)は越智か?と思っていたのだが伊角さんでした.まあ内容を改めて見ればそうかしらね.越智は11巻かな.ってことでその内容はプロ試験本戦中盤戦,その伊角とヒカルの対局とその前後といった感じ.伊角がナニしてヒカルが動揺して,でもヒカルは1敗で立ち直るが伊角はちと引きずりつつも・・・という展開.なるほどなるほど,くろひょうは連載時この辺をちょこちょこ読み飛ばしていたので,この終盤に来て星勘定が曖昧だったりしたのだが,こうしてちゃんと追ってみるといろいろ納得.この巻の最後の方で塔矢が越智に『あの一局』を見せて今に至るって感じか.それにしてもこの巻の最初と最後で伊角の顔は随分変わったよなー(笑).

 しかしこの辺に来たらぼちぼち碁の内容に踏み込んでもいんじゃないかなーって気がしてくるな.いや,くろひょうはもちろんのこと,おそらくこのマンガの読者の9割以上は碁の内容を説明されてもついていけないのだが,しかしここまで内容に関しての記述がないと,なんとなく説得力に欠けるような気がしてしまうのだ.例えば79ページ最後の二コマ.越智はヒカルと伊角の局面をぱっと見て「伊角さんの方が優勢」といっているのだが,読者にとってはその盤面のどこがどういう風に優勢なんだかよーわからん.せめてヒトコトフタコトの説明的なセリフがあってもいんじゃないかな,と思うわけだ.第85局の伊角-越智戦もしかり.単行本未収録分だけど先日のヒカル-越智戦もそうだよな.心理描写のセリフだけでなく,簡単な局面解説的なセリフが欲しい.それを読むことによって読者を「分かったような気にさせる」ってのも大事だと思うんだよなあ.
 次巻は3月になるかな.この巻と次巻を続けて読むと萌えそう燃えそうだな.うむッ!

 ちなみに本誌連載の方の今週は・・・や,書かない方がいいよな,きっと(笑).

 ★★★☆☆

 プロ試験編終盤戦.
 今さら結果を書いてもどうってことないだろうから書いてしまうと,ヒカル,和谷,越智の三人が合格.10巻のアレで伊角さんはプレーオフ待ちだったのだが,残念ながら・・・という具合.考えてみると伊角さんはこの巻,誰とも会話をしていない.ん,そりゃあできないだろうけどさ.しかも第95〜96局の伊角さん・・・くくうっ,泣けるぜ.っていうか,やっぱ伊角さんだ(←おい).
 それにしてもずっと気になっていたのだが,合格の可能性がゼロになった人ってのは,最後まで試験に参加するものなのだろうか?や,院生はともかく,外来の受験生,とくにトシをとってる人なんて,合格の目がなくなったのならもう試験を受ける意味がないんじゃないのか?それなのに,例えば第93局の121ページ一番上のコマ,ヒカルの後ろにいるのは間違いなく外来の椿だ.彼は21戦目くらいで完全に合格の可能性がなくなって,んでもってヒカルをバイクに乗せる,なんてな描写があったし,それになにより対局するメリットって・・・まあ強い相手と打てるというのはメリットのひとつかもシレンが,それにしてもなあ.普通そゆもんなのかね.
 まあとにもかくにも次巻からはプロ編か.っていうか,本誌連載の方は今現在大変なことになってるみたいだな.なんだか生き急いでいる気がしなくもないが,なにはともあれ今後にますます期待,と.

 ところで今回の表紙は間違いなく越智たんだろうと踏んでいたのだが,なぜかヒカルと佐為.まあ越智たんはかろうじて背表紙だったのだが,それって考えてみたら10巻の伊角たんよりも扱い低くねえか?まあ,どうでもいんだけどさ.

 うあ.この巻は背表紙がなんと倉田たん.たった1回しか出てきてないのにねえ.まあそれほどまでにインパクトがあったってことだな.
 いやなんせ名前だけは第1話から登場してて,若手ナンバーワンって感じでたびたび噂には出てきていながらここまで正体不明だったのだがついに・・・!!(笑)いやぁ,期待してた人,多かったろうなー.いや,ダメってことじゃなくてね.でもギャップを覚えなかった人はいなかったろうなと.

 それはともかくいよいよプロ編突入.といってもまだ大手合ははじまっていない・・・というか,連載の方でもヒカルはまだプロとして大手合ってやってないんじゃないかしら?初戦はなんせ不戦勝だったしねぇ.まあそれはともかく,この巻では塔矢名人の指名での新初段シリーズ.強い人と打てないジレンマとあせりを感じる佐為と,プロへの希望に沸くヒカルが対照的に描かれていて,この先なにかありそうだなーというのを匂わせつつ,話は進んでいくのだが・・・ううむ,なんせこの辺は連載の方との関係もあってアレだな.今の一番にケリがついたあたり(というか多分ケリはつかないのだろうが・・・)でまとめ読みするといいかもシレン.

 それにしてもものすごい発刊ペースだなー.12月,3月ときて5月だもんな.まあアニメ化も決定したらしいのでこれからますますって感じなのだろうな.・・・個豹的にはこのまままっすぐ桑原本因坊も塔矢名人も塔矢アキラもばしばし倒していって,さっさと切り上げーって感じのほうが名作になりそな気がするけど,そうもいかんのだろうなあ.これ,30巻くらい続くようなマンガになるようなら,ほかのジャンプマンガ同様に 駄作になっちゃうな.
 まあなにはともあれ安定度高しってことで★★★☆☆.

 いよいよヒカルのプロ初手合い.対局相手はなんと塔矢アキラ二段!
 ・・・なのだが,時間になってもアキラは現れず.アキラの父・塔矢名人が倒れたらしい.佐為に言われるままに名人の病室に駆けつけるヒカルだが・・・って感じで,いよいよ世紀の一局がはじまる.くくぅ〜ッ,こんなとこで終わらさなくてもいいじゃねえかようっ!
 しかしまあ名人も「負けたら引退する」まで言い出すのはどうかと思うけどな.作中でもっともオトナであるはずの人だけに,なーんか違和感のある展開だよな.まー読んでる方は面白くていいけどね.いやでもこれでちょっと浮き足だっちゃってるってのはあるかも.

 本誌連載をお読みの方はご存知だとは思うが,この後このマンガはとんでもない展開を迎えることになる.なんかこの一局なんか吹っ飛んでしまいそうな展開なのだがはてさて.あるいはこのまま終わってしまってもおかしくない展開だものなー.でもここでこれだけ引っ張ってるってことは,まーだなんか隠し球があるんだろうなー.いやーん(←何が).

 ちなみに本巻.表紙は佐為で背表紙は緒方九段(当時)(←笑).
 えーこれだけ名人出しておいてなんで緒方なんだよーって気もしなくもないが,まあどうでもヨイ.

 ところで慌てて買ったら帯ナシだったよ.悲しい.
 まあ読め.★★★☆☆

 どうでもいいことだけど,倉田たん.セリフのフォントが「あずまんが大王」のちよちゃんといっしょだなー.・・・ってことは?(←なわきゃねーだろ)

(発行日:2001/08/08)

 迷走しとるなー。

 いや、ヒカルじゃなくって、作者がね。
 なーんかここ数回を見てると、\ まではよかった(いや、ホントはよくない)がそのあとどうやって収拾つけたらいいか分からなくなった、ってな感じにも取れちゃうよな。このエピソード、たしかに物語全体で見れば非常に重要なエピソードではあるんだろうけど、ここまで引っ張る必要があるのかなーって気がしちゃうよな。まあ、\ って気はするんだけど、もう少し短くてもいいんじゃないの?って思うよな。せめて長めの2話でケリつけてくれよ。このままだと次々巻まるまるこのエピソードになっちゃうよ。

 なんせせっかくプロになったんだから、いい加減アツい対局見せてくれよ。
 ねえ。

 おおっ、伊角タン復活!
 韓国とか言ってたよな。ってことはアレじゃないかね?洪秀英(ホンスヨン)がまた登場してヒカルが立ち直るきっかけになったりするんじゃないかしらね?

 読んでて苛つくことの多かったこの数週、そろそろまたアツい展開になって欲しいよな。

 2001/09/10追記:韓国じゃなくて中国でしたね。あわわ。

 sai vs 塔矢名人決着。
 さすがにコレの結果書いちゃうのはどうかと思うので伏せておくが、この結果を受けてヒカルの周りが大きく動き出す。「時間がない」佐為をよそに、自分の道をひた行くヒカル。倉田にもその実力を認められ、そしてプロ初手合いに挑む(ほんとの初手合いはアキラが相手で不戦勝になってしまった:前巻参照)。
 まあ雑誌の方を追ってる方はご存知の通り、この後読者の期待を裏切るようなとんでもない展開になってしまう。あるいはここまではほんの序章で、次々巻くらいからが本当の「ヒカルの碁」になるのかもしれない。いや、先が読めないって意味でもほんとに目が離せないマンガだ。

 ただアレだね。
 最近、いろんな雑誌を手にするようになって思うようになったことなんだけど、週刊連載ないし隔週連載の漫画において、途中から読んでもすぐに話に入れる、ってのはいいマンガの条件だと思うんだよな。「ヒカルの碁」に関して言えば、わし自身最初の方はあまり読んでなくて、院生編の途中くらいから読み出したわけだが、しかしその辺から読んでもその頃は話にすぐ入れたのね。その辺、当時のヒカルはいいマンガだったのだろうと思う。
 それに対して、ここ数巻の「ヒカルの碁」は、はたして途中から入っても楽しめるのだろうか。少なくとも今連載でやってる伊角さんの中国修行編。あれだけ読んでると「ヒカル」なんて出てこないし、なんのマンガだかわからないよなあ。この14巻くらいの話ってのも、途中からだときつくないかなーとか思うんですわ。

 とはいえ個人的に期待のマンガであることにはかわりないわけで。
 この巻に関しては名人 vs 佐為もそうだが、なにげにヒカル vs 倉田六段がアツい。
 つーことで★★★★☆

 にしても倉田タンが出てくるとなごむね(笑)。

(発行日:2001/10/09)

 んーーー、これは書いちゃっていいのかなあ。一応次巻発売までは書かないでおこうか。ともあれこの巻でこの作品内最大の事件が発生する。そこからヒカルの迷走が始まるわけだが・・・。
 この辺、連載を追ってるときはヒカルの心情とかがいまいちつかめなくて、読んでてかなり苛ついたのだが、こうやってまとめて読むとヒカルの気持ちも分かるね。この辺、連載ではヒカルの気持ちにも決着がついているのだが、しかしやはり次巻とまとめて読むのが吉かもしんないなあ。あ、でも間に伊角さんが挟まるのか。この伊角さん編がはさまるのがこれまた苛つくんだよなあ。いや、伊角さん編はこれでいいんだけどさ。なんつーか、順序かなあ。まあいいや。

 もしや、ここから本編ってコトになるんだろうか?という気もしつつ、しかしイッキにクライマックスに向かってもおかしくなさそうな展開。ますます目が離せない漫画じゃノウ。
 しかしこの巻の内容だけだとやっぱり★★☆☆☆くらいかなあ。この巻だけだと、よくわかんないこと多いしね。まあこの先に期待するってことでひとつよしなに。

(発行日:2001/12/29)

 なんと佐為編終了ですって!
 うーん、まあたしかにそういう兆候もあったし、納得なんだけどさあ。しかしだとしたらますますこの間の伊角さん編は無駄じゃない?あれこそ番外編でやるべき内容だった気がする。まあ、伊角さんの活躍が聞こえてきてヒカルが復活するってのもあるんだろうけど、だとしても長すぎだし。
 本編は春から再開ってことだけど、今後はどうなるんだろう?ヒカルかまたはほかの棋士にほかのスタンド幽霊がとりついたりして。それじゃあ如何にもだなあ。普通の(?)囲碁漫画というか少年成長モノになるんだろうか。いずれにしても楽しみだけどね。
 んで次号からはほかのキャラを主人公にした番外編シリーズみたいのらしい。加賀とか三谷とかも復活すんのかいね。あるいは金子たんとか。あー、囲碁部モノはあるだろうなあ。「あかりの碁」とかね。......ハァハァ(←おい)

 迷走するヒカルはひとまずおいといて伊角さん中国修行編。
 伊角さんはまた整形手術をしたらしいのだが、それはさておき。いや、さておかねえぞ。この表紙の人は誰なんですか。ヒカルや和谷と一緒に回転寿司食ってた伊角さんはどこへ行ったですか(笑)。まあそれはともかく、自分の弱点を知り、それを克服しようとする伊角さん萌え。こうやって読むと、ああなるほどこの伊角さんの話があってヒカルの復活があるわけだよなあ、とは思うのだが、それにしてもやっぱちょっと長すぎかなあ。伊角さんはファンが多そうだからサービスのつもりなんだろうか。
 んでもってこの巻最終話でヒカルが佐為と再会。ひさびさにじわっと来ますな。

 んー、でもなあ。正直最初の頃の熱さがなあ。っつーことで★★☆☆☆。
 この先どう持っていくのかね。

 ところで背表紙は桑原本因坊。なじぇ?もう誰でもいいんか?っつーか誰でもいいの?前巻が2度目の佐為たんだったから、ヒカルか伊角さんでもよかったんじゃねーかとか思うんだけど、だめっすか?

(発行日:2002/03/09)

 気がつけばもう17巻も出てるのね。長かった・・・。
 この巻では佐為編完結まで収録。前巻、伊角さんとの対局で自分の碁の中に佐為を見つけたヒカル。ようやく復帰して連戦連勝、ついに塔矢アキラとプロ初対決・・・というか、佐為の力を借りないでの対局は初めてか。塔矢はヒカルの中にsaiを見、お互いに生涯のライバルとなることを再確認する、という感じだろうか。なんかもう、これで最終回でいいんじゃないの?というくらいしっかりまとまった印象。15〜6巻あたり、佐為がいなくなってからのヒカルの迷走っぷりも、この巻とまとめて読むとしっくりくる。この辺、何度か読み返して、読むたびに胸が熱くなったよ。いやあ、いいね。
 つーことで★★★★★。

 この先どう展開していくのか、どのくらい続いていくのかわからないが、これ以上面白くなってくれることを期待する。けして数年後に「ヒカルの碁は17巻までだよな」とか言われないようになってもらいたい。むしろ「18巻から先が面白いんだよ!」とか言われるようになってホスィ。
 とりあえずここまでは名作。

(発行日:2002/06/09)

 この巻はなんと!奈瀬たんが表紙だ!!・・・って騒ぐほどじゃないな。んで内容としては第1部と第2部(?)の間にやってた番外編。表紙の奈瀬のほか、塔矢、加賀、三谷、倉田、佐為にスポットをあてた読み切りのみの収録。
 で、企画としてはいいし、実際本誌で読んでるときはふんふんという感じで読めてたんだけど、こうやって改めて単行本になるとすごく物足りない感じね。特に塔矢と三谷の話は、それぞれがヒカルと接触する直前の話なんだけど、それだけにその一話だけで話は完結していない。これ読んだ後に単行本で該当話を読めば繋がるんだけど、これだけじゃなあ、って気がしちゃうな。
 奈瀬、加賀、倉田の話にしてもどうにも尻切れトンボの印象があるんだよな。結局いずれも行間(?)にこの話があって本編があるんですよ、的なスタンスで書かれているため、それぞれ一話だけでは成立しないってことなんだよな。
 唯一の例外が佐為の話。というか、この話は佐為が普通にいるときのヒカルと佐為の1エピソードって感じ。せっかく佐為の読み切りを書くなら、秀策と佐為が出会う話とか、佐為が生きていたときの話とか、読者としてはそういうのを読みたいって人が多いんじゃないかと思うんだよな。だって、この話だと、結局ゴキソを負かす話となんら変わらないもんね。ただ佐為を出したかっただけじゃないか?とか勘ぐってしまう。

 そんなこんなでこの巻に限っては★☆☆☆☆。なんせこの巻だけ読んでわかる話ってのがないし。加えて、この巻だけすっぽりなくても前後何も問題なく読めてしまう。結局、三谷や加賀、奈瀬なんていう普段スポットがあたらないが人気のある脇役を書くだけの、単なるファンサービスでしかなかったのかな、とね。

 次巻からの第2部に期待ってことでひとつ。

(発行日:2002/08/07)

 ここから第2部。
 お互いを認めあったヒカルとアキラが、碁会所で仲むつまじく検討したりとか、ここからしばらくの舞台となりそうな日中韓Jr.団体戦とかってキーワードが出てきたりとか、ヒカルがゴキソたんと手合いで初対戦したりとか、いろいろあるっちゃああるのだが、全般に種まきっぽい印象が多くて、とくにこれって感想がないかなあ。ひとつ気になるのは、この辺に来てヒカルの顔が大人くさくなってきてること。なんか、大人っぽすぎる感じもあるんだよな。
 とはいえ、ぐぐっと来るセリフなんかももちろんあるわけで。ヒカルの「神の一手はオレが極めるんだ」でアキラがハッとする場面とか、いいですやね。男の子って感じです。あと、以前「もうちょっと碁の内容に踏み込んでもいいのでは?」なんてことを書いたことがあるんだけど、この巻とか、最近の連載だと少しずつ碁の内容にも踏み込んでいってる場面も見られますな。や、佐為がいなくなったところでこの漫画としてはもはやファンタジーではなくなっていて、ますますスポコン的な要素を強くしていくのだとしたら、その競技の内容に踏み込んでいくのはごく自然なことだと思います。ま、あまり難しいこと書かれてもアレなので、「はじめの一歩」で宮田や鷹村が観客席から解説するような感じでの踏み込み方で十分だと思うんですけどね。その辺絡みつつ、今後面白くなっていってくれるといいなと。
 つーことで★★★☆☆。いや、この巻だけだと、やっぱりねえ。

 この巻、門脇との決着がつくとこまで収録して欲しかったなとか思うですが、次巻の興味としてこの間のオールカラーの回。あれ、是非コミックスでもオールカラーにして欲しいよなあ。少年ジャンプコミックスでは無理だろうか。

(発行日:2002/10/09)

 むう。
 日中韓のJr団体戦「北斗杯」、その代表決定戦が中心になるだろうか。主軸は関西棋院の社の登場なのだが、洪秀英が再登場したり、韓国のエース高永夏のエピソードを絡めたり、はたまたヒカルは森下九段と、アキラは緒方十段とそれぞれ対戦するなど、なかなか読み応えたっぷりな内容。
 ただ、読み応えはあるけど、ありすぎというか、展開が早すぎって気もちょっとするかなあ。ってのは院生編のあたりとの比較なのでなんだけど、なんていうか、もう少しじっくりやってほしいかな、って気もするのよね。とりわけ森下戦とか。あと、前巻の続きの門脇との一局も、なんだか中途半端な感じよね。戦いの場面をあえて端折ってるように見えるというか。何度も書いてることだけど、碁の内容に踏み込みつつ話を進めてほしいなとか思うわけですよ。でも、メインターゲットが小中学生なので、あまりムツカシイ雰囲気にしたくないってのもあるのかなあ。
 でもまあ、だんだんとテンションもあがってきていい感じだと思います。今後がすごく楽しみ。
 ってことで★★★★☆

 ちなみに、オールフルカラーの回は全ページカラーで収録、しかもお値段据え置きってあたりはなかなか嬉しい。

(発行日:2003/01/11)

 大人気美少年棋士漫画(笑)。っていうか!この表紙の人は!!誰なんですか!!なんかもう伊角さんの整形手術以来、美少年のインフレ状態だなあ。まあいいんだけどさ。でもいずれ倉田さんまで美形になってしまったら、どうしよう!?

 本編は北斗杯予選の続き。連載追ってた記憶ではヒカルが負けたような気になってたんだけど、よくよく考えたらそれじゃ話が続かないよなあ。いやはやこの巻の越智と和谷はいいね。彼らだってヒカルに置いてかれて、何も期することがないわけがないモンな。
 あとはこの巻では社なんだけど、それ以上に重要なのは高永夏の言葉を受けて、ヒカルが熱くなることか。この辺が少年漫画らしくていいと思うですよ。
 そんなこんなで★★★★☆。

 どうでもいいんだけど、この間のアニメの終わりの方を見ててきづいたんだけどさ。「何でこんな強い子が低段にいるのよ」っていう女の人。このセリフってヒカルとの対局のときのセリフのはずなのに、塔矢との対局で出てきてて「なんで?」とか思ってたのよ。このセリフのあとにヒカルが扇子をならして「ビクッ」として「・・・ありません」ってのだよなあ、とか思っていたんだけど、さっきこの辺読み返してたら、この人、塔矢との対局もしてたのね。で、両方でまったく同じ反応をしてるっていう、そういう描写だったのね。つまり、ヒカルが塔矢と並ぶほどになっている、ということを表現してるのよね。・・・全然気づいてませんでした(汗)。すごいんだかなんなんだか。

(発行日:2003/04/09)

 「ミックスアップ」という言葉を連想したのはわしでけではなかろうて。

 いやいやこのところの展開、面白いですよ。どっちが勝つのかわかんないし。それはそうと先週あたりはなんだか版画みたいな極端な陰影のつけ方してたりして、あれ?画風変わった?とか思ったんだけど、今週はそうでもなかった。評判悪かったのかしら。でもこの人はどんどん絵の描き方が変わる人だね。いいのか悪いのか。このままいくといずれ記号にしかならないような気がしてちょっと怖い。

 えーと。

北斗杯編 完

 ほほう。

長い間ご愛読ありがとうございました。

 ・・・
 (゜Д゜)ハァ?

今夏読み切り掲載予定

 ちと事情が飲み込めないのですが、「ヒカルの碁」はコレでおしまいってことですか?なんか信じられないっつーか、そんな終わり方でいいのかよっつーか。

 

 えー。

 北斗杯編、本編に突入。って感じでしょうか。
 ・・・正直なところ、連載の方がアレなので、レビューする気力出ません。かなりどうでもよくなってしまいました。話としては永夏が秀作を悪く言ったこと(実は誤解なのだが)がヒカルに伝わり、それを原動力にヒカルががんばって・・・という感じで、少年漫画的にはかなり熱い展開の部分で、しかも倉田がそういうヒカルをちゃんと見ていてそれなりの展開になりつつあり、次巻は燃えるぜこりゃー!!って感じなんですけどねえ。はぁ・・・。
 でもまあ、この巻の内容だけに限って言えば、★★★★☆くらいでしょう。ヒカルが怒濤の追い上げするところなんか、かなりいい感じです。

 さて。
 未収録は6話なのですが、1巻には平均9話収録されています。ということは、次巻は3話分くらいページが空く計算です。9月発売予定とのことなので、夏掲載予定の読み切り掲載は間違いないでしょう。それでも足りないような気がするので、この間の「ハジメ」でしたっけ。あれも収録されるかもしれないですねい。
 ま、どうでもいいや(←おい)。

(発行日:2003/06/09)

 終わっちまいましたね。

 うーん。正直物足りない感はいなめないです。若獅子戦の塔矢−ヒカル戦の結果も気になりますしね。けど、まあ考えようによっちゃいいタイミングだったかもしれません。これ以上延ばすとすると、例えばヒカルがタイトルのひとつでも取れるようになるまで書かなくちゃならないでしょう。そこにたどり着くのにあまりにトントン拍子なのも萎えますから、それなりに強敵も出さなくちゃならない。しかも国内で。これは難しいですね。そしてこれをやると、ジャンプ王道できな強さのインフレを起こす懸念もあるわけです。そうすると、例えば塔矢が緒方十段に切迫していたという事実などが薄れてきたりしそうです。というか、どこかで力関係の矛盾が発生するでしょう。それを考えると、この辺で終わっておくのが妥当だったのかもしれないです。
 とりあえず、そう納得することにします。

 作品全体で見れば、非常にハイレベルで、読み応えもあって、実にいい作品だったと思います。
 文句なし★★★★★。

 おまけがちょっとよかったですねえ。
 ただ気になるのが、おまけマンガでのほったさんのコメントが、いちいちもう二度とマンガに関わらなさそうな雰囲気だったこと。もったいないですよねえ。またほかの作品で楽しませてもらいたいですよ。ねえ。

(発行日:2003/09/09)

 どうしようもなく面白い。ジャンプは最近立ち読みすらしてなかったので、単行本がほぼ初見。
  話は、死神リュークが人間界に死神のノートを落とし、それを高校生の夜神月(ヤガミライト)が拾うところからはじまる。 死神のノート「デスノート」は、名前の書かれた人間の命を奪うノート。ライトはこれを使って、世界の浄化を目論むが・・・という感じ。 アイデアとか、その見せ方が非常にうまいよなあ。じっくり読んでて、吐きそうになるくらいおもろかった。続きが気になるなあ。

  そんなこんなで。ひさびさ・・・でもないけど、アタリ引いたなあ。★★★★★。

  ただこれ、小畑健の絵はたしかにいいんだけどさ。もしかすると絵がない方が面白いかも。リュークとか、想像に任せるほうがいいかもしんないよなあ。あと気になったのが、あれだ。悪魔のノートであるにもかかわらず日本語で書いちゃうとか、寿命とか名前とかも人間の言葉で見えてるとか。まあ、マンガなのでそこはそれ、って感じではあるんだけどね。
  あと、この話だと、あまり引っ張れないよな、というか引っ張るべきでないネタだよな。 せいぜい10巻程度、できれば5〜6巻でさくっと終わってほしい。あまり短すぎてもアレだが、無理に引っ張って、M○NSTERとか2○世紀少年みたいになっちゃうのも、ねえ。いや、見方はいろいろあろうけどさ。わし、これらはもっと短くあるべきだって思ってるのよね。
  どうでもいいことだが、バスジャック犯はアグネス仮面の尾崎に似ているな。

(発行日:2004/04/07)

  面白ー。いやいや、無理があるとか思っていながらもしかし読まずにはいられない面白さだな。
  この巻ではいよいよ L が姿を現し、自ら捜査本部を指揮し始める。 一方の月(ライト)はFBI捜査官であるレイを始末するが、 レイの恋人であり元FBI捜査官である南空ナオミが殺人者キラの能力に気づいていることを知る。 まあね、冷静に読んでいろいろツッコミどころはあるのだが、それでも読ませるのは小畑氏の画力のおかげかもシレン。 や、前回は「文字だけの方が面白いかも」とか書いたのだが、これ、文字だけだったらアラばかり目立っちゃうかもな。
  それにしても L だ。これまで美少年風であることをにおわせておいて例によって落としてきたね。 このパターンは倉田のときと同じだ。いや、この L、これはこれでいいんだけどね。 ただコイツが第2話のようなカッチョいいセリフをしゃべってたのかとか思うと、なんだかなあ。

  で、この巻。★★★★★。何がいいって、月の親父の顔がサイコー。驚いた顔とか、疲れた顔とか。 この人の書くオヤジはいいよなあ。

  3巻は9月初旬発売。楽しみだ。

(発行日:2004/07/07)